日本の金融教育の"ヤバさ"がわかる1冊
金融教育の現状について知りたいと思い調べてみると驚く結果でした。
なんと、日本は"金融教育後進国"だったのです!
そして、金融教育が最も進んでいるのがイギリスやアメリカでした。私は普段から金融に関しても学んでいますが、こういった内容までもを海外では学校教育内で学んでいるということに大きな衝撃を受けました。
他国での金融教育の現状を知りたいと思い読んだこの本は、金融大国アメリカのお金の勉強について書かれた本です。読んだ率直な感想として、高校生〜新社会人くらいまでに必ず読んでほしいと思いました。ただ一点だけ補足したいのが、この本を完全に高校生向けとするには少し日本じゃ厳しいかなということです。
そういった意味ではやはりこの本は高校生・大学生・新社会人・子育て世代ぐらいまでに向けた金融リテラシー本だと思います。
この本は、14章構成です。
お金の計画の基本
お金とキャリア設計の基本
就職、転職、起業の基本
貯金と銀行の基本
予算と支出の基本
信用と借金の基本
破産の基本
投資の基本
金融詐欺の基本
保険の基本
税金の基本
社会福祉の基本
法律と契約の基本
老後資産の基本
どの章も生きていく上で大切なことが学べます。各章の内容については、おかねに関する内容が浅く広く解説してあります。「一冊で一生モノのお金の基礎知識が身につく、世界一やさしい入門書!」まさに宣伝通りの一冊でした。また、この本の内容は子育て世代の親御さんの参考にもなると思います。
日本でも高校からですが、2022年度から金融教育が必修化されました。だからこそ、他国の金融教育について知るべきじゃないでしょうか?
「今こそ読んでほしい、この本。」としてこの本を多くの人に推薦したいです。特に日本の金融教育に関しての内容の充実という面ではまだまだなので、プログラミング同様に今後ますます日本の金融教育は盛んになると思います!
学校任せにするのでなく、家庭でも子どもたちに対してお金の教育を施す必要性も増してきています。
読書の秋のお供としていかがでしょうか? 是非、一度読んでみてください。
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