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アラフォーおっさんが麻雀を始めたキッカケ

こんにちわ。ぺるきちです。

今回は自分が麻雀を始めたなれそめについて、お気楽に話をしてみようと思います。
実用性ないですし、なげーし、ここで退散して頂いて大丈夫です(笑)

ネット麻雀を始めるまで

自分がネトマを本格的にやるようになったのは2年ほど前のこと(2020年頃)です。
それまで麻雀そのものをほぼやっていませんでした。

一応、学生の時にルールと役だけ知ってるような状態で、友人と卓を囲んだことは何度かあります。
その時には「中は対面に、東は他家全部にビームが打てる」というテクニックを知り感銘を受けましたが、それ以上に麻雀の技術を磨く機会もなくここまで生きてきました。

そんな自分がネトマを始めたキッカケは、コロナ禍が始まったばかりの2020年春頃にあります。

当時自分は、今の仕事をこのままなんとなく続けていくことに漠然とした不安を覚えていました。
自分はアラフォーですが、「第二の青春」などと言われ、今後の人生について思いを巡らせてしまう年齢帯ではあるようです。
コロナで自宅に引きこもり気味となり、考える時間が増えたのも原因でしょう。

自分はこのあとどういう人生を送るんだろうか?
子供もでき、幸せな家庭がある。それが自分にとっての全てとも思える。
じゃあ仕事はどう位置付けたらいい?
今後のキャリアプランは?
正直昇進にはあまり興味がないし、今の仕事にそんなにやりがいを感じているわけでもない。
カネが稼げればそれでいい、という意識でなんとなくやっていけばいい?
まだ20年以上もあるのに、ずーっと?
・・・

とにかく悶々としていました。

なつかしき

変化のキッカケとなった「豊後無双」

そんなモンモンモンつの丸状態の時、なんともなしに視聴した、いわゆる「豊後無双」と呼ばれる動画が変化のキッカケでした。
麻雀好きなら知ってる方が多いかと思いますが、協会の豊後葵pが特大トップを取る麻雀最強戦の一戦です。

(上のリンクは国士の局のみ)

初めて見た時は圧倒的なアガリの積み重ねに圧倒されました(進次郎)
何度も見ると、チンイツ和了での申し訳なさそうな豊後pとオコ表情の茅森pの対比、さらにはオーラスに特大トップ目の豊後pが過剰にベタオリする様すらも楽しめるようになるという、派手さだけでなくスルメのような中毒性まである動画となっております。

これで豊後pを知った自分は、ある時、協会の「リモトーク」に豊後pが出るというので視聴することにしました。

なかなかに濃いそのトークの中で、豊後pが結婚・出産を経て現状にそれなりに満足できる心境でありつつも、周囲への感謝を胸に麻雀プロとしての活動に邁進していることを知りました。
勝手ながら自分の現在の心境と重なっている部分がある気がしつつ、信念をもって仕事をしていることに考えされられるものがありました。

そして結果として、なんかわかりませんが「この人に会ってみたい!」という気持ちになってしまいます。

今となってみると、この頃はつの丸状態でただ思い悩むことに嫌気がさしてきており、「現状を何でもいいから変化させたい!」という感情の現れだったのかな、という気がしています。

実際にすぐに行動に移してしまうおっさん

麻雀プロは比較的低いハードルで会いに行けるのがいいところかと思います。
が、モチベーションには溢れつつも、麻雀がさっぱり打てないのではさすがになー、と情熱と冷静の間。

となれば迷っていても仕方なし。
まともに打てるようになるため、麻雀の鍛錬開始でごわす!

賭博覇王伝 零 より

基本習得のため入門書を買い漁りました。
そこで自分が麻雀の大きな要素である数字組み合わせパズルについて、いかに浅いところで考えていたかを思い知りました。
ブロック数も考えず、134と持っていたらどんな時でもノータイムで1を切っているような状態でしたので、勉強するだけで目どころか全身から鱗が噴出(ブシャー)。

とはいえ、学生時代から勉強は好きでしたし、基本をある程度身につけるまでは早かったと思います。
実際、実戦の場として選んで始めた雀魂で、あっという間に雀豪になれました。
たしか2、3ヶ月くらい。

歳を取ると怖いもの知らずになるものです😅
この程度の実績で、そもそも自動卓の使い方・卓上マナーなどもさっぱりわからない体たらくでありながら、豊後pがゲストのリア麻雀のイベに颯爽と馳せ参じてしまいます。

結果、実際に豊後pと直接お会いし、少しばかりお話もすることができました。
いい意味で想像以上の方で、豪快かつ繊細、絶妙なバランスをお持ちなのが短い時間でもわかりました。
また、イベ参加者を楽しませようという責任感も人一倍強く感じました。
会えて良かったと思える方でした。嬉しかったです。

そして、漠然と日々仕事をこなしているだけのモンモンおっさんにとって、何か一つミッションをやり遂げたような達成感がそこにはありました。長く感じていなかった感覚でした。

(余談ですが、今や大人気の豊後無双の会にもその頃一度参加させて頂きました。四連形から三色にならない方を切ってリーチしたのを今でも鮮明に覚えています。この時を最後にリア麻は一度も打っていません。もう少しまともに打てるようになったと思うんですけど。マナー作法は頑張るとして。)

1つやり遂げた、という気持ちのその先に

とにもかくにも、こうなると麻雀を始めるに当たっての目的(豊後pに会うこと)はあっさり達成されたことになります。

しかしこの頃には麻雀のゲーム性にすっかり夢中になっていました。


仕事では様々な縛りや制限の中で理不尽な対応を迫られ、決められたことを自分の意に反してやらざるを得ないことなど日常茶飯事です。

しかし、麻雀は自由でした。
一つ一つの打牌により、自分で自身の運命を決めてゆく。その結果の責任を自分自身が負わされる。
それが何より面白かった。

また、麻雀は技術を鍛える中で自身の成長を純粋に認めることができる場だとも感じました。
(仕事においては実力があるだけでは評価されず、コネなどの人付き合いも重要だったりしますので・・・)

ついては、このゲームで成長をさらに実感したい、上を目指したいというモチベが非常に高まってきていました。

この頃に出会い、始めたのが天鳳です。
今でこそ雀魂は完全に地位を確立していますが、2年前の当時はついに魂天が出た?で騒いでいたレベルで、まさに黎明期。

一方、天鳳はネトマの王道。
当時はネトマの強さを測るには天鳳しかないように感じました。
そのため雀魂を一旦中断し、天鳳で上を目指す、自分自身の力で成長して鳳凰卓に辿り着く。
これをある種の「生きがい」にして取り組んでみようと決めました。

モンモンを打ち消すための逃避行動の続き?と言われると、そういう側面はあったとは思いますけども。

それから2年弱


天鳳を始めて鳳凰卓を目指すにあたり、1つ決めていたことがあります。
それは自身の努力や思考によって力をつける、そして結果に対しては自分自身で受け止め、納得するということ。

スティール・ボール・ランより

そのため、特定の方に牌譜検討をお願いするということは(したい気持ちもありましたが)あえてしませんでした。

とはいえ、Twitterで何切るやリーチ判断を聞いたり、NAGA解析の力も借りました。
なんだかんだで色んな人やツールに支えられてきたと思いますし、感謝しております🙇‍♂️

そんなこんなでずっと鳳凰卓チャレンジに取り組んできましたが、当然のことながら幾度も壁にぶつかりました。
イライラが普段の生活にも影響することも度々あり、正直何度も天鳳やめようと思いました。
(いや、ウザク・ダマおじ抗争、トトロさんのあれやこれやなど、Twitterをやめようと思ったことの方が多かったような気もしますがそれはそれ)

それでも、ちょっと挫けたくらいで諦めるなんてクソだせえ、と毎回自分を奮い立たせ、少しずつ自分の麻雀を磨きながら打ち続けます。

そして、ついにたどり着いた七段。

道中のたうち回りながらも目標に到達できたことは、少なからず自分に自信を与えてくれました。

また、今後の自分の生き方・仕事への向き合い方については、不安も薄らぎ、なんだかんだで少しずつ整理できてきているように感じています。
麻雀という拠り所ができたのが大きいんですかね。

加えて、Mリーグ、特にサクラナイツという推しができ、そこからさらにコミュニティが広がっているのも、非常に嬉しく思っています🌸

最後に

あこがれの鳳凰卓。
すでに数十半荘打ちましたが、特上とはレベチです😱
自分ではまだまだ力が足りません。
おそらくその内チャオるでしょう。

でも今後も麻雀の自由さを感じながら、とにかく楽しんで打ち、より成長できるようにしていきたいです。
(負けがこむと気分転換に他のゲームしたり、意気地のない面もありますけど(笑))

天鳳民・雀魂民含む麻雀好きの方々、こんなおっさんはある種珍しいかもしれませんが、今後ともよろしくお願い致します!😆
(雀魂でも雀聖目指します!😤)

そして、自分に麻雀を始めるキッカケをくれた豊後p、最強戦2022頑張って下さい!
応援しております。

おしまい。

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