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仮面浪人を終えてみて

この1年間、仮面浪人をしていました。
当記事では私の経験を綴ってみようと思います。

仮面浪人をするか悩んでいた時、経験談の少なさ故に決断しかねていたことが思い出されます。だからこそ、いま同じように悩む人にとって参考のひとつになれば良いなと思っています。
同時に以下はあくまでも一個人の経験に過ぎないことを念頭に置いて読んでほしいです。

※当記事は3月3日に更新しました!合格発表が出揃ったので、、


①現役時の合否・進学先
②現役→仮面浪人での成績推移
③今年の合格状況
④1年間の過ごし方
⑤終えてみて思うこと


それでは、、


(スキ!を押してもらえると「書いて良かったな〜」と思えるので良かったら押してください🤍)



①現役時の合否

現役時に合格を貰えたのは、成成明学の3校でした。

早稲田MARCHは全落ちでした。惨敗。
得点開示を見たら惜しいなんてもんじゃなかったです。余裕の不合格。

今は成成明学のどこかに通っています。


②現役→仮面浪人での成績推移

【英検】
2級(2100後半)→準1級(2300後半)

【共通テスト】
387(77%)→412(82%)
国語の点数が爆伸びした以外は去年とあまり変わりませんでした。

【偏差値】
あまり気にしていなかったので正確なところは曖昧ですが←、53〜4→60くらいには伸びたと思います!英語だけなら55→70くらいまで伸びました!


③今年の合格状況

⭕️
上智大学文学部
立教大学社会学部
明治大学国際日本学部


身バレしそうなので詳しくは書きませんが、早稲田とMARCHいくつか落ちました。

現実〜〜〜……という感じの合否結果です。


④1年の過ごし方


とか言いながら、褒められたような仮面浪人生活ではありませんでした。(私の甘さです、、)
大学にも割と軸足を置いていた故に、受験生としての自覚が足りなかったと思います。
とにかく勉強時間が足りなかった。理由が何であれ勉強不足だったら落ちるのは道理です。
それを踏まえた上での私の1年間です


要点をまとめるとこんな感じ、、↓

【大学生活】
休学はしませんでした!40単位くらいは取ったと思います(後期いくつ落としてるでしょうか、、)。前期はほぼ完全オンライン、後期は週2〜3ペースで登校でした。

具体的には↓↓
1️⃣英語の授業は真面目に受けた
2️⃣漢文に使える…と聞いて二外は中国語
3️⃣楽単は必死に探しました!が、鬼単でも興味のあるものはいくつか受講
4️⃣大学の課題は内職&通学時間で終わらせる!(家に持ち帰らない)
5️⃣大学の友達には仮面浪人のことは伝えていない
6️⃣サークルは入りましたが幽霊部員でした

【受験勉強】
講習だけ河合塾に行かせて貰いました。
普段は宅浪と同じです。


上記を踏まえて少し詳細に。

仮面浪人生活が円滑に進むよう、履修計画は綿密に立てました!
履修登録ではシラバスを読むことがとにかく大事!!!です!
それを踏まえて大学の負担をうまく分散させました。私みたいに後期休学しない人は期末と共テが被るので、期末の負担を減らせるように…とかを意識してました!(かと言って普段が大変すぎても本末転倒なのでバランスが大事)

あとは成績評価の方法(テストorレポート100%なのか、出席点が大事なのかetc…)をめっちゃめちゃ見てました!それで自分の得手不得手を鑑みて履修を決めました。あとは成績評価は一発勝負…みたいな授業はリスキーだなと思って避けてました。

大学と受験勉強の両立が出来たのは、ほんとに履修計画のおかげだと思ってます!笑


そして決まった履修と自分のニーズを合致させていきました。
例えば、、成績評価で期末レポートorテストの比重が大きい授業は、裏を返せば平常点を気にしなくても良いということ。私はそういう授業の間に課題を終わらせてました!

(後期の話になりますが)そして早めに取り掛かれるレポートは12月初旬には全て終わらせました!それで他は共テ終わってからやりました。

あとは1月にサボっても大丈夫なように、秋のうちは少し真面目に課題に取り組んでました。(平常点を稼いでおこう〜🎶って感じ)


授業面ではこんな感じですかね、、
ちなみに友達は作りました!せっかく大学に入ったからには色んな人と出会いたかったのが1つ。もう1つは、大学での負担を減らしたかったからです。
大学は協力戦って言われるのはマジだと思います。笑
おかげさまで大学のテストやレポートが大変すぎる…ってことにはなりませんでした、友達偉大。



反省点は(上記の通り)勉強時間が足りなかったこと。仮面浪人であることを勉強時間の少なさの理由にしてはいけないんです。

私が勉強時間を取れなかった理由は、自分と受験を甘く見ていたからだと思います。
「どうにかなるだろ〜」と思ってた。
“仮面浪人であること”に満足して、行動に移してなかった。
いや、、自分で振り返りながら書いてても、「なんなのコイツ…」って思います、人生における最大の反省です。

これは自戒を込めて書きますが、現役のとき全然勉強してなかったんですよね。でも自分の勉強不足は認識していました。ここで問題なのが、今年は去年の勉強量+αくらいやれば十分と思ってたところ。
、、、いや基準が低すぎる。自分を客観視→課題を発見→克服のプロセスを辿れていなかったです。



⑤終えてみて思うこと

まず周りの助けなくして仮面浪人は成し遂げられませんでした。特に親には頭が上がりません。言ってないけど、これからお金を貯めながら、この恩を返していこうと思っています。

そして良い1年間を過ごせたと思います!

仮面浪人をした理由は若干パーソナルな話になるので具には書けません。1つだけ言うなら、純浪できる理由がなかったというところでしょうか。

だからこそ、せっかく仮面浪人するなら、受験勉強でも大学でも学ぶぞ!という気概だけはあった気がします。

話は戻りますが
仮面浪人をして良かったなと思う理由は、自分が仮面浪人をする上での目標を達成できたからです。

大学での学びを通して自分の好きなこと・やりたいことの輪郭がはっきりして、それにアプローチするためにはどんな場所で何を学びたいのかが分かりました。
よって現役時とは大学受験に対するモチベーションが異なりました。

あとは仮面浪人っていうハードな道を進む中で自分の短所と向き合わざるを得なかったので、人として成長出来たとは思います!

そして9浪はまいさんのこのツイートを見て、自分の気持ちのひとつが言語化されたような気がします。

受験勉強で学ぶことは小手先のテクニックなんかじゃなくて、身を助けるものなんだな〜!と実感しました。
大学受験・入試で問われたことが、「あ、これ進研ゼミでやったやつだ!」じゃないですけど、実際に大学での学問において使われるんだな〜という驚き。(よく考えればそりゃそうって話ですが笑)逆も然りで、大学の授業で得た知見が大学入試で問われたこともありました!感動した!
このように大学受験を2つの目線で捉えることが出来たのも貴重なことだったかもしれません。


とここまでつらつら書き連ねて来ましたが、容易なものでないことは確かです。Twitterで情報収集用のアカウントを作ったときに合格を誓い合った仮面の子は2〜3人いましたが、みんな音信不通です。多分やめたんじゃないかな。

去年仮面浪人体験記を読み漁っていた頃、「おすすめは出来ない」という数多の意見があったのも今ではよく分かります。(むしろおすすめしてるの見たことない)
自分の選んだ道を正解に出来ればOK!のスタンスなので後悔はしていませんが、純浪できてたらな…と思うのも事実です。
全落ちしたら楽しめる大学生活は1年くらい&本当の意味での大学デビューは一周遅れるという覚悟は必要だと思います。
私は両天秤にかけた結果、仮面浪人を選びました。


仮面浪人を選ぶ人がいたら(というか仮面に限らず全受験生に言えることだけど笑笑)、英検準1級は使える!!!というアドバイスだけしておきます。早慶レベル受ける人なら当たり前って感じですか?笑 でも私はMARCHもほぼ英検のおかげで受かったようなものなので本当に使えます!!!




ここまでお読みいただきありがとうございました!





p.s. 私が1番しんどかったのは春かもしれません。受験生と大学生の二重人格になるんじゃないか?!って感じでした。よって意識的に遊んでました。周りには仮面浪人なのに…?って思われたかもしれないけど、そうじゃないとやってられなかった。けどちょっと遊びすぎた気もあります。
だから息抜きも大事だよ〜!と私の口からは言えません…が、やっぱり大事です。仮面浪人にとって最大の難関は1年間走り続けることなので…!




















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