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新作TCG StarWars:Unlimitedをざっくり紹介&ルール解説(24/06/19追記)


1.はじめに

初めましてのひとははじめまして。
ぺろD(ペロペロ男爵)@PeroPero_D と申します。
普段はFlesh and Bloodをメインに色々なカードゲームで遊んでいます。

今回は2024年3月にFantasy Flight Games社から発売された
StarWars:Unlimited (以下SWU)というカードゲームをご紹介したいと思います。

私も最初のうちは
「新しいカードゲームだからとりあえず手を出してみよう」
くらいのノリだったのですが、実際プレイしてみると
スター・ウォーズのフレーバーを味わえるだけでなく
ゲームとしても楽しいものになっており、
個人的に直近で触れたTCGの中でも相当オススメできるものの1つでありました。

私も先日、仲間内で個人輸入した第1弾製品の開封会を開催し大盛り上がりしていました。

新橋のGame Cafe&Bar Fellows様にて開催
ありがとうございました
みんなでパック開封!
トップレアのダースベイダー!
みんなで初シールド戦!


ただ、いかんせん発売されたばかり、かつ日本語の情報がほぼ無いのが現状ですので、今回は簡単にゲームルールなどを紹介し、
初見の方にゲームの雰囲気を知ってもらう一助になればと思っております。

2.ざっくりゲーム雰囲気説明

SWUは、
リーダーカードとベースカードを1枚ずつ設定し、
それに従ったメインデッキ50枚を構築、
ユニットなどを展開しながら対戦相手のベースを攻撃し、
ライフを0にした方が勝ち、
という、いたってシンプルなトレーディングカードゲームです。

盤面はこんな感じ

毎ターン2枚ドローできる手札のカードを1枚盤面にリソースとして伏せ、
リソースをコストの数だけ横向き:エグゾースト(Exhausted)にする事でカードのプレイコストに充てます。

盤面には地上エリアと宇宙エリアがあり、
人物ユニットは地上に、宇宙戦艦などのユニットは宇宙に配置して、
それぞれ相手の地上、宇宙ユニットと交戦する事になります。

地上と宇宙

与えたダメージは各ユニットやベースに蓄積され、先に自身のベースのHP以上のダメージを受けたプレイヤーが敗北します。

各プレイヤーはユニット以外にも様々なカードや能力、例えば、
即時に効果を発揮する使い捨てのイベント(Event)や、
ユニットに付けて強化するアップグレード(Upgrade)、
リーダーカードのエピックアクション(Epic Action)でリーダーをユニットとして展開し形勢逆転を図ったり、
といった要素を駆使して戦っていきます。

また、他のカードゲームにあまりない要素として
「お互いのターンが同時進行」
という点があります。
このゲームはお互いのプレイヤーがターンを共有し、交互にアクションやカードのプレイを行いながらゲームを進めていくのです。

プレイヤーAがカードをプレイ
⇒プレイヤーBがカードをプレイ
⇒プレイヤーAがユニットでプレイヤーBのベースを攻撃
⇒プレイヤーBがイベントをプレイ
⇒プレイヤーAがパスを選択
⇒プレイヤーBがパスを選択
⇒次のフェイズへ

といった感じです。

3.個人的好きなポイント

【シンプルなゲームシステムと良好なプレイ感】
前述の概要説明から感じて貰えたかと思いますが、ゲームシステム自体はいずれかのゲームで見た事のある要素が多いため、他のTCGをプレイした事がある方であれば、特に違和感なくすんなり覚える事が出来るでしょう。
そして恐らく、TCGに触れた事のないスター・ウォーズファンにとっても
尖った要素がないゲームシステムであるため、非常に覚えやすいものとなっていると思います。
あえて名前を出すのであれば、
MTGやデュエマみたいな土地システム、
ハースストーンやシャドバ、紙のワンピカードとかに似たユニットを攻撃し合う盤面取りの要素、
特徴的と評した「お互いのターンが同時進行」という部分も先日KickStarterが完了したAlteredTCGがありますし、その元はボードゲームのターン回しを元にしていると思われます。
それらの要素がいい感じに配合されてテンポの良いプレイ感を形成しているゲームだなと感じました。

【ターン同時進行のため、プレイヤーのダウンタイムが少ない】
1アクション毎に対戦相手に手番が移るため、
対戦相手のターン中に相手のプレイを待っているという事がそもそも発生せず、また、相手のアクションに応じて次の自分のアクションも考える必要があるため、インスタントタイミングに相当するアクションが無いにも関わらず、常に対戦相手とやり取りを行っている=ゲームに積極的に介入している感覚を味わう事ができます。
加えて、多くのTCGで説明が煩雑になりがちなインスタント、カード同士の応酬のルールを説明しなくて済むのも、前述の「シンプルなゲームシステム」に寄与していると思います。

【いい塩梅で出てくる原作要素】
例えば《I am Your Father》

私がお前の父なのだ!

エピソード5のラストの有名シーンですね。
プレイヤーに「Nooooooooo!」って言わせたいがためのテキストになっています。
他にも《R2-D2》のデッキトップ操作能力と《C3-PO》の宣言したコスト数のカードがデッキトップだとドローできる能力にシナジーがあったりとか、スター・ウォーズファンも楽しめそうな要素がちょうどいい感じにカードに落とし込まれています。

【リミテッド戦も完備(&楽しい)】
SWUは競技面も意識してデザインされており、リミテッド戦にも対応しています。シールド戦は6パック、ブースタードラフト戦なら3パックを使用し、お馴染みのリミテッド戦を楽しめます。
ユニットでの盤面の捌き合いが主眼のゲームでありつつも、地上ユニットと宇宙ユニットとのバランス、コストカーブの埋め方など判断を要する箇所も適切にあり、リミテッド戦も非常に面白くなっていると思います。
 

4.簡易ルール説明

この章ではスターターのルールブックから抜粋して、SWUのルールを解説していきたいと思います。
とりあえず、これを読めば構築済みスターターデッキ同士の対戦はできるかな?といったレベルを想定しています。
詳細ルールは公式ページを確認してね。(英語ですが)
https://starwarsunlimited.com/how-to-play?chapter=rules

4.1カードの種類
SWUには以下の5種類のカードがあります。

4.1.1.リーダーカード

表面-リーダー-

リーダーカードの表面は横向きの表示となっており、ゲーム開始時に盤面にセットされます。
リーダーカードの右上にはアスペクトアイコン(Aspect Icon)があり、
デッキを構築する場合は、このアイコンに従って構築する事になります。(後述)
上の《ルーク》で言えば、青と白のアイコンが該当します。
リーダーカードも他のカードと同様にアクション能力を持っており、
アクションフェイズで使用できます。
加えてリーダーカードにはエピックアクション(Epic Action)が存在し、
ゲーム中に指定枚数以上のリソースをコントロールしている場合に、このアクションを宣言する事で、リーダーカードを裏返しユニットとして盤面に出す事が出来ます。(リーダーがエグゾースト状態でも宣言可能)

裏面-リーダーユニット-

リーダーユニットはレディ状態で盤面に出るため、即攻撃したり能力を使ったりすることができます。ただし通常のユニットと同様にHPを持っており、
HP以上のダメージを受けた場合は表面のリーダー側に戻ってしまいます。
(エグゾースト状態でリーダーに戻ります)
そしてエピックアクションはゲーム中1度しか使用できないため、再度リーダーユニットになる事は出来ないため、よく考えて使用しましょう。

4.1.2.ベースカード

ベースカード

ベースカードもリーダーカードと同様にゲーム開始時に盤面に設置する
横向きのカードです。リーダーカードと同様にアスペクトアイコン(右上)
を持っており、ベースカードのアスペクトアイコンもデッキ構築時のルールに関係します。
(後述)
ベースカードの左上の青背景の数字アイコンがこのベースのHPとなり、
ベースがこの数値以上のダメージを受けた場合、そのプレイヤーは敗北してしまいます。
また、一部のベースカードはエピックアクションを持っており、リーダーカードのエピックアクションと同様にゲーム中1度のみ使用する事ができます。

4.1.3.ユニットカード

現状トップレアのダースベイダー

ユニットカードはアクションフェイズでコストを支払う事で盤面に出すことができ、対戦相手のベースやユニットを攻撃する
このゲームの主役となるカードです。
左上の黄色背景の数字がプレイするためのコスト、左側の赤背景の数字がパワー、右側の青背景の数字がHPとなります。
ユニットは攻撃されたり、相手のユニットと戦闘する事でダメージを受け、自身のHP以上のダメージを受けると捨て札置き場に置かれます。
(ダメージはターンを跨いで累積します。忘れないようにカウンターをユニットの上に置いて管理しましょう)
カードの上部には「Grand」または「Space」の記載があり、地上か宇宙のどちらに出す事のできるユニットなのかを表しています。

4.1.4.イベントカード

デススターのスーパーレーザー砲は全体除去!

イベントカードも他のカードと同様に左上のコストを支払ってプレイしますが、その解決後に捨て札置き場に置かれます。

4.1.5.アップグレードカード

スター・ウォーズと言えばライトセイバー!

アップグレードカードも同様にコストを払ってプレイしますが、ユニットに取り付けられパワーやHPを強化したり能力を与えます。
取り付けたユニットが場から離れる場合、アップグレードも捨て札置き場に置かれます。

4.2.デッキ構築ルール
SWUのデッキは、以下で構成されます。

・1枚のリーダーカード
・1枚のベースカード
・ユニット、イベント、アップグレードで構成された少なくとも50枚のデッキ
・サイドボード10枚(リーダーとベースは不可)

また、1つのデッキに積める同じカードは3枚までです。
そして重要なのがリーダーとベースのアスペクトアイコンで、デッキの持つアイコンはこの2枚のカードによって決定します。
このゲームではカードをプレイする場合、プレイするカードに書かれたアスペクトアイコンをデッキが満たしている必要があります。
もし満たしていない場合、足りないアイコン1つごとに追加で2リソースを支払う必要があります。

例えば、以下のリーダーとベースを選択した場合、

デッキのアスペクトアイコンは【青】【白】【黄】となります。
以下の《R2-D2》は【白】1つを持つユニットであるため、特に制限なくプレイする事ができます。

【黄】1つ【白】1つの《レイア》も問題ありません。

しかし、【青】2つの《Vigilance》のカードは
デッキの持つアイコンが【青】1つだけであるため、そのままではプレイすることができません。前述の通り、足りない【青】1つ分の+2コスト、
4+2=6リソースを支払う必要があります。

色が合っているだけではダメで、《Vigilance》を通常のコストでプレイするためにはデッキの持つアイコンに【青】2つが必要になります。

これならOK

逆に言うと、デッキの色と全く一致しない色のカードでもデッキに入れる事ができ、追加コストを支払えばプレイする事ができます。

え?ルークのデッキにベイダーを?できらぁ!!

ただし、私がゲームをプレイした感じ、この1アイコンにつき+2コストというのは相当重く、よっぽどの事が無い限りはデッキのアイコンに従って構築する事をオススメします。
(いくら強カードのベイダーでも11コストは流石に…)

4.3.ゲーム準備
1.自分のベースカード、リーダーカードをセットします。
2.先手、後手を決め、先手のプレイヤーがイニシアチブカウンター(Initiative Counter)を得ます。
3.デッキをシャッフルした後、手札を6枚引きます。
4.手札が気に入らない場合は、1度だけ全てデッキに戻してシャッフルし新たな6枚を引き直します。(マリガン)
5.手札から2枚のカードを選び、リソースとして裏向きに伏せて配置します。
6.ここまで出来たらゲーム開始です。

4.4.ゲームの流れ
ゲームは1つのラウンド(他TCGのターンに相当)を2人のプレイヤーが共有し、お互いの行動を繰り返しならが進行します。
各ラウンドは「アクションフェイズ」と「リグループフェイズ」で構成され、
1ラウンド目開始
 ⇒「アクションフェイズ」⇒「リグループフェイズ」

2ラウンド目開始
 ⇒「アクションフェイズ」⇒「リグループフェイズ」

3ラウンド目開始
……

というかたちで進めていきます。
ゲームを開始したら、まずは第1ラウンド目のアクションフェイズを開始します。アクションフェイズで出来る事は以下です。

4.4.1.アクションフェイズ
このフェイズでは、イニシアチブを持っているプレイヤーから順にアクションを行います。プレイヤーが出来るアクションとは以下になります。

①カードをプレイする
カードの左上にある数値分コストを支払ってカードをプレイできます。
コストを支払うには、その数分のリソースをエグゾースト(横向き)にします。
ユニットは基本的にエグゾースト状態で場に出ますが、いわゆる召喚酔い的なルールは無いため、何らかの方法でレディ(縦向き)にしたり、ユニット自身の能力でレディ状態で場に出た場合は、そのターン中から攻撃したりエグゾーストをコストに含む能力を使う事ができます。
 
ユニットをプレイする場合は、地上(Ground)か宇宙(Space)のいずれかに配置します。
 ※プレイヤーのベースカードの片側が地上、もう片側が宇宙になります。どちらに配置可能かは、ユニットカードの上部に書いてあります。

また、カード名の横に◇があるカードはユニークカードであるため、同じカードは自身の場に複数並べる事ができません。場に出た場合は1枚になるまで任意のユニークカードを捨て札置き場に置きます。

②ユニットで攻撃する
自分のレディ状態のユニットで対戦相手のユニットやベースを攻撃できます。1回のアクションで1体のユニットでしか攻撃できませんので、自分の複数体のユニットで攻撃したい場合は1体ずつ攻撃し、間に相手のアクションを挟む事になります。
 
攻撃の手順は以下となります。
=======================================
(1)自身のユニットをエグゾーストし攻撃する対象を指定します。攻撃する対象は攻撃ユニットと同じアリーナ(地上or宇宙)にいる相手ユニット、または相手のベースでなければなりません。
 ※攻撃対象となる相手のユニットはレディ、エグゾースト、いずれの状態でもOKです

(2)攻撃ユニットが「On Attack(攻撃時)」能力を持っている場合、それを解決します。

(3)攻撃対象にダメージを与えます。
・ベースに攻撃している場合
 ⇒攻撃ユニットのパワー分のダメージをベースに与えます
・ユニットに攻撃している場合
 ⇒攻撃側ユニットと攻撃対象となったユニットがお互いにパワー分のダメージを与え合います。ユニットがそのHP以上のダメージを受けると破壊され捨て札置き場に行きます。

=======================================

③カードのアクション能力を使用する
指定されたリソースコストやエグゾーストのコストを支払って、カードに書かれた能力を使用します。
また、ベースやリーダーカードに記載されているエピックアクション(Epic Action)も同様に使用することが出来ますが、各エピックアクションはゲーム中に1度しか使用する事ができません。

④イニシアチブを取る
これを宣言したプレイヤーはイニシアチブカウンターを取得します。つまり、次のラウンドで最初に行動する権利を得るわけです。
既にイニシアチブカウンターを持っている場合でも宣言できます。
ただし、これを行った場合は現在のアクションフェイズでの残りのアクションをパスしたとみなされ、追加のアクションを行う事はできません。
 ※イニシアチブ取得を宣言出来るのは各ラウンドで1人のプレイヤーのみです。

⑤パスする
他のアクションを取れない、または取りなくない場合はパスを宣言できます。その後は相手がアクションをする手番となり、両方のプレイヤーが連続してパスを宣言した場合は、リグループフェイズに移ります。

4.4.2.リグループフェイズ
このフェイズでは以下の順番で処理を行います。

①カードをドローする
お互いのプレイヤーはデッキからカードを2枚引きます。

②リソースの設置
イニシアチブを持つプレイヤーから順に、手札のカードを1枚選びリソースとして裏向きに場に出すことができます。
リソースを出さずに手札にカードを保持しておく事も可能です。

③カードをレディする
盤面のすべてのカードをエグゾースト状態からレディ状態にします。

両方のプレイヤーのこれらの行動が終わったら
次のラウンドのアクションフェイズに進みます。

4.5.ゲーム終了条件
①ベースのHP以上のダメージを受けたプレイヤーはゲームに敗北します。
②デッキが0枚になった場合でも既に持っているカードでプレイを続行します。デッキが0枚の状態でカードを引く必要がある場合は、代わりに1枚につき3点のダメージを自分のベースに与えます。

4.6.キーワード能力や用語などの解説
【Friendry】
・あなたがコントロールするカードを指します。

【Enemy】
・相手がコントロールするカードを指します。

【On Attack】
・ユニットが攻撃ユニットとして選択された後、ダメージを与える前に誘発する能力です。

【Defeat】
・カードが敗北し捨て札置き場に置かれる事を指します。「When Defeated」とあれば、致死ダメージや除去能力などでカードが敗北し捨て札置き場に置かれた時に誘発する事を指します。

【AMBUSH】
・この能力を持つユニットをプレイした後、敵ユニットを攻撃出来る場合、このユニットをレディ状態にしそのまま攻撃する事ができます。
(ユニットをプレイするという1アクション内で、相手のアクションを挟まず続けて攻撃まで解決する事が出来ます。つまり超強い能力です。)
攻撃対象となる敵ユニットが居ない場合、このユニットはレディ状態にすることはできません。

【GRID】
・このユニットに与えられているダメージ1点ごとに、このユニットは+1/+0の修正を受けます。

【OVERWHELM】
・このユニットが攻撃中に敵ユニットにダメージを与えるとき、余剰のダメージをその相手のベースに与えます。

【RAID (X)】
・このユニットが攻撃している間、このユニットは+X/+0の修正を受けます。

【RESTORE (X)】
・このユニットが攻撃するとき、攻撃対象にダメージを与える前に、あなたのベースのダメージをX点回復します。

【SABOTEUR】
・このユニットが攻撃するとき、敵側ユニットのSENTINELキーワード能力を無視し、攻撃対象のシールドトークンを全て破壊します。(ダメージを与える前)

【SENTINEL】
・このユニットと同じアリーナ(地上or宇宙)にいる敵ユニットは、このアリーナ内のSENTINELを持たないユニットやベースを攻撃できません。
同じアリーナ内にSENTINELを持つユニットが複数ある場合、相手はそのユニットの中から攻撃対象を選択できます。

【SHIELDED】
・このユニットをプレイした時に、これにシールドトークンを付与します。シールドトークンが付いたユニットにダメージが与えられる場合、そのダメージを全て軽減し、そのユニットのシールドトークンを1つ破壊します。
(与えられるダメージ数は無関係です、1点でも10点でも1回のダメージを防ぎます。)

トークンカードも存在します

【EXPERIENCE】
・カードの効果などでユニットに付与されるアップグレードです。付与対象を+1/+1します。

トークンカードも存在します

【UNIQUE CARD】の補足
・カード名の前に◇が付いたカードはユニークカードであり、全く同じカードは自身の場に2枚以上並べる事ができません。同じカードかどうかの判定は印刷属性(printed attributes)で判断します。カードに印刷してあるコスト、サブタイプ(カード名の直下にある行)、能力などです。これらのうち1つ以上が異なれば同じカードとはみなされません。(CR.8.30 UNIQUEを参照)
例えば以下のように、ユニットのハン・ソロ、リーダーユニットのハン・ソロを同時に盤面に並べることは可能です。

5.お役立ちサイトリンク

世界中の熱心なファンのお陰で、既にデッキ検索サイトや一人回しツールが存在したりします。ありがたく使わせていただきましょう。
  
【公式サイト】
 StarWarsUnlimited
 https://starwarsunlimited.com/

【デッキ登録、検索サイト】
 SWUDB
 https://swudb.com/
 Unlimited DB
 https://sw-unlimited-db.com/

【デジタルツール】
 Force Table
 https://www.forcetable.net/swu
 FABのFeltTableのようなWEB上でデッキの一人回しが出来るサイトです。
  

6.おわりに

今回は以上となります。
自分の周囲の方々にも興味を持ってもらえそうな気運がありましたので、紹介がてらに一筆書いてみた次第です。
海外のゲームかつ、作品の権利関係上日本での通常流通やローカライズはかなりの確率で期待できない状況ですが(汗
私が遊ぶのに付き合ってくれる人が少しでも増えるといいな~と思っております。



免責事項
・本記事および筆者はFantasy Flight Games社とは一切関係がありません。
・すべての知的財産、およびStar Wars :™ Unlimited の情報および資料は、Lucasfilm Ltd に属します。Star Wars : Unlimited Webサイト上の知的財産資料の使用は、企業から特別な許可が与えられない限り禁止されています。

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