ここを越える

2023年4月3日 00:12

何について悩んでいるのだろう
もうとっくに答えは出ているのに

それは昨日の夜の出来事
私の趣味で集まってくれたオンラインでの出来事だった

それまでから引き続いていた相方の機嫌は収まらず
オンライン中に怒りをぶつけてきた

会の参加者にはきっと変に思われただろうか。空気が変わったことをくみ取ってくれたメンバーからは無理しないでの声をかけてもらえた。

この場は仕方がなく会を早々に切り上げて、不自然な終わり方をすることしか出来なかった

その後はおおごとになった。
一晩は近くの父母（主人の）の家へ泊まることになり翌朝8時には家に戻った。

私の頭の中に繰り返す父母との会話。

今いちばん辛いのは息子だから、、、。と。

そうだね。
わかっているよ。
仕事だってこれからなのに、やりたいこと、行きたい場所、まだまだたくさんあるのに見えなくなる恐怖と戦ってるって、そんな事くらいわかってるよ

でもさ、どうしてあげたらいい

私は彼の目になるって決めたから覚悟して一緒になったんだよ？

辛いのは本人だからって、それをまともに受け止め切れるだけの海よりも広い心なんてもう持てないよ。

家に戻って冷静に話をと思ったが、今日は顔を合わせずに一日が経った。

家の鍵がかかってはいたが、ドアロックまでされてなかったのは幸いだ
前には締め出しを食らったこともあったから、その時も父達の力を借りたこともあった。今回はそれだけに収まらず、もっと大騒ぎになってしまった。まさかのご厄介。

子供の目の前での喧嘩、
児童虐待の行為

指導する人も、どこもそれは難しいのですが、形としては…と言葉を濁した。
上申書なるものを白紙に書き、
名前の横に人差し指で拇印

現実的にはなかなかない光景だが、
ご厄介になるのはさすがにマズいと思ってもらえるのでは、正直お灸をすえたい気持ちはあった

私の左手は変にひねられ痛みを増してきたが、大事にはしてほしくない旨の書類を書いた。

父母がいたのでそれまでの事は話すことをやめた。

それぞれの場所で話を聞いた後は顔を合わせないようとの指導もあり、一晩だけ私と娘は父母の家へ。

怒りは収まらない彼は今日も引きこもっている。時々2階から大きな物音を響かせて怒ってますオーラをだす。

そんな中、
私と娘はダイニングの片付けと水周りの掃除を始めた。
お互い無言で何も言わず、ただ黙々と掃除に打ち込んだ。
2階にはなるべく行かず、ひっそりと声を立てず黙々と掃除をした。

トイレも水周りもあまりピカピカではなかったから、だからこんな事にも発展したのかもとも思う。
トイレの神様を信じよう

テレビもつけずに音を立てない。
この空間はいつもと違ってそれはそれでよく感じる。
部屋の掃除もしたからきっと良くなったと思ったのだろう。

でも違う。
本当は
うちに帰ってこれた事が
ただありがたかった

昨日のあのままだと家には帰れないだろうとか、このまま一旦離れて暮らすことを娘にも相談した

娘の気持ちが大事だけど
でもやっぱり
この家があることが有難い

昼ごはんは冷凍庫のラーメンを作った
主人のはいつ食べてくれるか分からないので冷やし中華のような伸びない方のラーメンにして、何事もなかったかのように、書斎の前の廊下へ置いた。
LINEへ入れたが既読はつかず2時間たっても食べる気配なく、一旦コンビニへ向かったのだろう様子を見て、食事は下げた。

昨日はほとんど寝ていないから
ソファでほんの少し休むことが出来た。

少し疲れてきたので
今日は休もう

あたたかいお布団がある
この我が家で。
それも、
本当に
有難い。

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