愛猫が天国に行った日。
愛猫が2021.10.18、永眠しました。
私にとって特別な猫でした。
先日具合が悪いと聞き、実家に帰省しました。
足はきちんと床をつけなくなり、
足もおぼつかない様子でした。
帰省する朝、激しい痙攣を起こしたと聞き、
どうか痛くないように、どうか一目会えますようにと願っていました。
ごはんや水をとらなくなっていたようで、
体はとても痩せていました。
名前を呼ぶと、小さく喉をならし、体に擦り寄ってきました。
私の部屋は2階にあり、うまく歩けなくなった愛猫は、もう上がれないような状態でしたが、
私の後をついてきました。
私のベッドや大好きな窓にのぼろうとしますが、
ジャンプができないので、抱き上げ、いつもの風景を一緒に楽しみました。
鳥の声、うるさい車の音、風、カーテン、差し込んだ光。いつもの風景は、特別なものになりました。
ベッドで一緒に昼寝をしました。
その後は、夕飯をたべてから、
私の部屋にいる愛猫を呼びにいき、
愛猫はおぼつかない足で一階におりました。
たくさんご飯食べて、寝るんだよと愛猫に伝えました。愛猫は、言葉が分かったのか、そこから何回もごはんをおかわりし、水を飲みました。
夜、私は愛猫のいない自分の部屋で、
いつものようにドアを開けて待ちました。
愛猫は、また2階に上がってきました。
ベッドにあげてあげると、ベッドの上を歩いたり、
私の顔をいつものように踏みつけたりしてきました。
おかしくてわらいながら抱きしめて、2人でしばらく眠りました。
しばらくすると、大好きな机の隙間やビニール袋で遊びはじめました。まるで、いつものように。
朝になると、なぜか扉に頭を挟んで遊んでいました。
私は東京へ戻る時間になり、
愛猫を何度か抱きしめて、愛猫のいい匂いがするおでこの匂いをいっぱいかいで、言葉をかけ、帰りの新幹線に乗り込みました。
翌朝となった今日の明け方、
夢の中で猫の声が聞こえてきました。
何か言ってるなと思って、
もうすぐ分かりそうなところで、目が覚めました。
実家から、愛猫永眠の知らせがありました。
今日は、十三夜。
ちょっとかけてる月、でも綺麗な月の日に、
愛猫は旅立ちました。
たくさんのものを貰いました。
いてくれて、私はとても幸せでした。
かけがえがない存在でした。
今日は、目を開けてるだけで涙がでるけど、
またいつか会えますように。
私のお家に来て、愛猫は幸せだったかな。
腕の中の愛猫のいつもの顔を思い出して。
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