市販の蒸し麺で最高にうまい焼きそばを作りたい
麺の伸びたラーメンは好きですか?ぼくは好きじゃないです。
ラーメンの麺の伸びには厳しい世の中なれど、世の焼きそばは麺が伸びていることが許されています。かため好きのぼくは許せない。そんなモチベーションでうまい焼きそばを作るにはどうすればいいのか考え始めました。
この記事は Splathon Advent Calendar 2023 の1日目の記事です。美味しい焼きそばづくりに取り憑かれた男の手記である。
おいしい焼きそばとはなんだろう
人によって好みは違いますが、ぼくの好みは
麺は固いほうがいい
焼きそばで最も美味いと思うのは具じゃなくて麺!麺を美味しく食べたい
こんな感じでした。
麺をかために焼き上げて、具も麺を引き立てる程度にしたい。この状態を目指します。
おいしい焼きそばを作るための3ステップ
麺をほぐすときに水を使わない
焼きそばをかために作りたいとき、邪魔になるのはもちろん水分です。焼きそばを作る過程に登場する水分は大きく2種類あり、
麺をほぐす際に入れる水
食材から出る水分
この2つです。この2つを取り除きます。
市販の蒸し麺は袋から出したときには固まっています。一般的には水を入れてほぐしたりすると思うのですが、これをなくします。
結論からいうと袋に入ったままの麺をレンジに20秒くらいかけます。こうすると含有水分でいい感じに麺がちょい蒸しされてほぐれやすくなります。出す前に麺をもみもみすると更にほぐれやすいです。
一応力技で水なしでほぐすこともできるけど、麺がボロボロになりやすいのでやめといたほうがいいです。
麺に焼き目をつける
油をひいたら麺をほぐして中火にかけたまましばらく放置します。すると、麺にきつね色の焼き目がつきます。これは麺をほぐす際に水を入れるとできにくかったものです。
これがいざ食べるときに香ばしく食感もいい。お米でいうおこげのような存在です。片面に焼き目をつけたらひっくり返して、両面に焼き目をつけます。
つかう食材を絞る
ぼくは焼きそばを作るときに入れる食材はもやしのみです。
以前はキャベツ、ニラ、豚こま肉なども入れていたのですが、キャベツは好ましい食感になるまで水分が出過ぎるので却下しました。
ニラはさっと火が通せるので水分があまり出ず、香りもいいのですが、包丁とまな板をつかうので少しめんどい点がややマイナスポイント。でも個人的にはもやしの次点くらいだと思っていて、もやしの気分じゃないときはニラを使います。
豚こまは麺と一緒に食べててシナジーを感じなかったのでやめました。あってもいいけどなくてもいい、独立した存在だと感じました。麺を美味しく食べたいときに「なくてもいいやつ」を一緒に食べる必要はないなと思って削りました。
スーパーとかにあるそれなりの豚肉は一度冷凍されているのがほとんどなので、ドリップで水分が出ることもマイナスポイントでした。
もやしは炒めすぎるとかなり水分が出るのですが、さっと火を通すくらいだとシャキシャキと食感が小気味よく、かために焼いた焼きそばと非常に相性がいいと思って採用しています。
実際の手順
これまで書いたステップを簡単に手順としてまとめます。
蒸し麺を袋に入ったままレンジに20秒かける
フライパンを火にかけて油を大さじ1杯くらい引く
フライパンが熱したら麺を入れる
ほぐして中火でしばらく焼き目をつける
反対側も焼き目をつける
もやしを入れて弱火にする(いつもはだいたい1/3くらい入れてる)
もやしを入れたらすぐに粉ソースを麺ともやし全体にまぶす
強火にして粉ソースが行き渡るように10~15秒くらいで全体をまぜる ※
完成!予熱でもやしに火が入り続けるのすぐ食べる!
※8 ここが長引くともやしがしなって水分が出るので要注意
終わり
この記事で書いたのは「麺を固めに、うまく食いたい!」というときにオススメなレシピであって、もちろん豚肉キャベツ入りが食べたくなるときもあります。これが結論焼きそば!というわけではなく、焼きそばは色んな形があり、自由です。私は何を言ってるんでしょうか。
みなさんの焼きそばライフに少しでも寄与できたら幸いです!明日ははまーさんの「おいしいお肉の焼き方」です!ぼくも料理好きなのでめちゃめちゃ楽しみ~
それでは今年も1年お疲れ様でした!2024も楽しい Splathon ライフを過ごしましょう~👋
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