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ロカに続け もう一人の21番、ポル ロサーノ

2009年夏に急逝したカンテラ出身キャプテンだったダニ ハルケの背負っていた21番は、エスパニョールの象徴となるカンテラ出身選手が背負うことになり、トップチームではマルクロカが現在背負っています。
ではbチームの21番は誰が背負っているのか、それがポル ロサーノです(トップチームでは26番)。

経歴

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1999年10月6日にバルセロナのサン キルセ デル バジェスに生まれたポル ロサーノ ビズエテは2006年にメルカンティルからエスパニョールに加入しました(写真は加入3年目、当時のポジションはDFだった)。

エスパニョール加入後は順調にカテゴリーを上げていき、16-17シーズン、3月のCEサバデイ戦でbチームデビューを果たした。
年代別代表にはu-16から継続して呼ばれている。
bチームでレギュラーとして活躍しており、トップチームデビューへという状態で、実際に17-18シーズンのPSMではトップチームデビューを果たしている。
18-19シーズンから本格的にトップチームでプレーする予定だったが、当初の予定とは1年遅れで19-20からトップチームでプレーしている。

19-20シーズン、EL予備予選ルツェルン戦でトップチーム公式戦デビューを果たした。
リーガでは現時点で7試合ベンチ入り、マドリー戦でリーガデビュー。
今シーズンはプリメーラ、セグンダb、国王杯、ELと4つのコンペティションでプレーしていますが、個人的にベストなパフォーマンスを見せたと思うのが、ELラウンド32 2ndレグのウルヴァーハンプトン・ワンダラーズFC戦です

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途中出場であるものの、プレミア上位チーム相手にこのスタッツを残せた点から、トップチームでプレーする実力を持つことを証明して見せたと考えている。
リーガは6月から週2ペースで試合を行い、リーグ戦終了を目指すと言っているのでポルの出番は増えると予想される。

プレースタイル

パスが持ち味のセントラルミッドフィールダー。4-4-2、4-2-3-1のダブルボランチ、4-3-3のアンカーとしてプレー可能。4-3-3のインサイドハーフでもプレー可能と思われる。プレシーズンは4-4-2のサイドハーフでも起用された。
ロカと比較されるだけあり、ロングパスも得意。

https://twitter.com/dannylh21/status/1171481976995344386?s=19

ロカと比較されることが多いが、ロカよりも機動力を活かしたプレーをするため(ロカは走れないわけでなくアンカーとして効率的なカバーリングをする)、アンカーではなく、ダブルボランチが1番安定するのではないかと考える。

余談①

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06-07シーズン、トップチームの試合(ELベンフィカ戦)で、キャプテン ラウル タムードのエスコートキッズをした。

余談②

https://sport-japanese.com/news/id/27512

エスパニョールを馬鹿にする様な記事を書いた記者にブチ切れたポル ロサーノ。

余談③

中断期間中に行われたスペインU-21世代でFIFA20最強を決める大会でダニ オルモに勝ち優勝。

移籍は無いと信じたい

2018年に2023年までの契約を結び、契約解除金はクラブ4位の4000万ユーロ(ロカと同額)なことからも期待の大きさが伺える。
冬にはサラゴサにレンタル移籍が噂されたが本人に出ていく意思がなく、話は無くなった。
ロカが複数クラブに狙われるが、ポルがいるためロカが移籍しても安泰だと考えるペリコは一定数いる。

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