[EDH]SpellTable日本語表示化計画

きっかけ

以下のツイートをEDHコミュニティの方に教えていただいたこと。なんか面白そうだなと思い、ちょっとやってみることに。

Requestly を使って Virtualedh の日本語検索に対応できたのでツイート。正規表現は "とりあえず動作する" レベルなので悪しからず...

統率者で遊ぶには最高のツールだが、初めの順番を決める機能と、ダメージをリセットする機能が追加が待たれる。 pic.twitter.com/ZPU2jsUtuC

— プラト (@dm_plateau) May 2, 2020

おおざっぱな仕組み

SpellTableには画像認識システムがあり、画面に映っているカードイラストからカードを特定して別サイトに画像をリクエストし、表示してくれる。しかしながら出てくるのは英語版の画像なので、英語が苦手な人にとってはちょっと苦労するところ。ということで、リクエストURLを差し替えて日本語版の画像を取ってくるように細工する。そうすると、SpellTable上で日本語版の画像が表示されるようになる。

※このあとの記述は実質的に上記ツイートの補足です。

リクエストURL差し替え方法

Requestlyというネットワークリクエストを書き換えるブラウザの拡張機能を使う。

ブラウザのアクセス情報を書き換えて自由自在にリダイレクトやヘッダーの編集ができるブラウザ拡張「Requestly」

①Requestlyのアカウントを作成し、ログイン。
②「New Rule」をクリック→「Replace String」をクリック。

③以下のルールを作成し、保存。
・ルール名：お好きなものを。
・Replace：/(^https://api.scryfall.com/cards/)(?!search\?q\=)(.*)/
・With：$1$2/ja

④もうひとつルールを作成し、保存。
・ルール名：お好きなものを。
・Replace：/(https://api.scryfall.com/cards/search\?q\=)(.*$)/
・With：$1$2 lang:ja

⑤出来上がり。
※StatusをActiveにしているときだけ有効になります。

動作確認

【無効時】

【有効時】

やったね！

あとがき

・普段scryfallさんを利用している人は、SpellTable使っているとき以外無効にしておいたほうが安心な気がします。
・記事タイトルは最初「SpellTable補完計画」にしようと思ったけど、検索に引っかからなさそうだなと思ったので変えました。
・何もないとは思いますが、使う場合は自己責任でお願いします。