私の好きなミルクさんの歌 010
この歌は「心の景色」シリーズの中の一首で、私は勝手に初恋を詠った傑作だと思っています。
・美しい紋様だから触れられず君は節度の繭に消えゆく
もう恋愛映画のワンシーンのような、なんて素敵な響きでしょう。
初めてこの歌を読んだとき、30分ほどじっと浸って動けませんでした。
幾度も幾度も繰り返し読んで、この美しい調べに込められたミルクさんの狙いを理解できてからは更にこの歌が好きになり、他の歌同様に手放せない一首となりました。
詠っているのは作者側からなのですが、ミルクさんは作