見出し画像

闇金に追われた極貧、抜け出た思考法!

最初は起業しようと事務所を借りたり、機材を揃えたり多額のお金を気軽に借りるところから始まったんだ。

事業も軌道に乗れば、スグに資金は回収できる・・・その予定だったんだ。

ところが当時20代の商売のイロハも知らないド素人が、スグにうまくいくはずもない。半年余りで準備資金も底をついた。

まさに想定外の出来事、お金は借りた以上返済しなければならない。

そこから私の「借りる」人生が始まってしまった。まさにお金を返す為にお金を借りるという悪循環。一向に返済額が減るどころか増える一方。

しまいに合法的な金融からでは、お金を借りることが出来なくなった。それでも返済はまったなしだ。

そこで、ついに裏の金融、闇金と言われた法外な金利を払わなければならない所でお金を借りるようになった。

そこから・・・地獄が始まった。。。

本当にお金が手元になくなった。。。どうすればいいのか?

自動販売機の下に落ちているコインなんて、どのくらいの確率??たまにはあっても、そうそう見つかるもんじゃない。

当時の私は、それでも返済金利を日々支払うために、日雇いバイトを行っていた。当然交通費などはないからすべて歩きだ。

闇金の取り立てはすさまじい。実家にまで平気で電話をしてくるし、マジで支払わないとコンクリートで海に沈められる恐怖があったんだ。

一度居留守を使ったことがあるが、相手も闇のプロ。その辺は電気メーターやガスの検針などチェックすれば分かるらしい。

ドア越しに暴力団さながらの恫喝が聞こえ、隣近所の迷惑顧みず、出てくるまで大声で怒鳴り、またドアを乱暴に蹴り続けていた。

「以前ドラマではよく見た光景だが、マジであるんだ。。。」と心底震え上がったものだ。

そんな状況では、働いて稼いだお金が残るはずもなく、食費などあるはずもない。そこで自動販売機の落ちているコイン探しにバイトが入らない時間帯をすべて当てた。

数時間で数百件は廻っただろうか。。。そのくらい廻れば運がいい時は数百円にはなったものだ。

当時はなるべく買い物もせずに、廃棄済みのコンビニ弁当やパン屋に行ってパンくずをもらったりしていて食いつないでいた。

ある日、牛丼がどうしても食いたくて、外のゴミ箱に捨ててあった持ち帰り弁当の容器に石を入れ、文句を言って新しいものをゲットするような姑息な真似もしていたんだ。

当時を顧みると、まさに浮浪者同然な生活であったと思う。かろうじてアパートには住んでいたが、家賃も数か月滞納しており、いつ出て行けと言われても仕方ない状態だった。

こんな生活がしばらく続き、すっかり心がすさみきってしまったんだ。

「やばい!このまま行ってしまったら、本当に社会の落伍者になってしまう・・・」心の底からマジで危機感を感じ取れれば、あとは行動を変えるしかない。


どう行動を変えるのか? それで人生は変わる!


ここから先は

0字

¥ 300

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?