振られた帰り道

昨日好きだった人に告白して振られて、今その人の家から帰っています。
友達の紹介で会ったその人は話が尽きず惹かれていきました。
初めてのデートで関係を持ったところ、私が生き急ぎ過ぎたことなどが敗因と思います。
相手から何か言われるまでアクションしないと決めていましたが、お酒を飲んで気分が高揚し、付き合って欲しいと口から出てしまいました。
お互いのことよく知らないし、忙しいからとお断りされました。
思わせぶりなことしてごめんとも言われましたが、勝手に惹かれて盛り上がった自分のせいだよなとずっと思いました。
最後に思い出作りと思い昨晩も相手の家に泊まりました。
相手に触られる度に自分の中の熱が冷めていく感覚は、感情のある行為を求めていたからなんだと思います。
朝起きて、相手に対して薄れた好意を持ちながら逃げるように家を出ました。

ひどく落ち込むのかと思っていましたが、不思議とスッキリとした気分で傷の浅さを感じています。
これで日常でモヤモヤすることも無く、次の出会いを探すことに専念しようと思います。
今のこの痛みのなさが、一時的な自己防衛で、時間が経ったらもっと痛くなった時は追記します。

弱みを見せないよね、一人で生きて行けそうだよねと言われた言葉が引っかかっています。
そんなことを気にするような人間だったのか、と。

もちろん世論の愛嬌があるとか甘え上手とか、そういう子が可愛いのは百も承知で、自分がそうなれないことに諦めを感じています。
振られた後に敗因を述べ、こういう条件だったから付き合えなかったのか、仕方ないなと言っており非常に面倒な人間になっていたのを思い返して痛々しいです。

自分の恋愛偏差値が非常に低いと思った経験でした。

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