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かぼちゃ丸ごとグラタン奮戦記

先週の事。今度の週末の夕飯は何を作ろうかと考えている時に、ふとカボチャは自分的に使わない食材だなと思いました。

料理するにしても冬至かぼちゃのように醤油で煮付けるぐらいしか思い浮かびません。それだと手間の割りにおかず力が足りないし、あの硬いかぼちゃを切るのは大変そうだしという事で検討に戻ろうとした時に、カボチャのポタージュを作ってみるかと思い、レシピを検索しました。

いや、やっぱり面倒臭そう。裏漉しとかするぐらいなら出来合いのものを買った方がタイパが良さそうと候補から外しました。
その時画面の下に、カボチャを丸ごと入れ物にしたグラタンのレシピが載っていました。
おっこれだ!ハロウィンも近いし、ジャックオーランタンのデザインにしようと決めて作り方を読みました。

なんでも最初にラップで包んで10分ほどチンをすれば、余裕で包丁で切れるとの事。それなら楽勝です。早速近所のスーパーで材料を買ってきました。

まずはカボチャを軽く水洗いして、濡れたままラップに包んで500wで10分チンをします。

熱くて触れなくなるので1時間放置しましたが、それでも熱かった

冷めたら包丁で頭をスパっと切り落とします。これは蓋になるので取っておきます。

ビックリするぐらい簡単に切れた

中は柔らかくなっているので、カレースプーンでワタを取り除いていきます。食べられる部分は後でグラタンに混ぜるのでお皿に取っておきます。
皮のスレスレまで攻めると、簡単に穴が開いてしまうので、皮から3cmぐらい残しておきます。

猫も気になります
これでカボチャの入れ物はOK
食べる時に身を崩しながら食べていくので、大きく抉らなくても大丈夫

ここでカボチャに目と口をつけてジャックオーランタンにします。
実はこれが滅茶苦茶大変で、行程の中で一番時間がかかりました。

小学校6年間を通して図画工作は2だった・・・

あとはグラタンを作るだけです。
バターと小麦粉を炒めて作ると大体失敗するので、ここは大人しくいつものハインツのホワイトソースを使います。

これさえあれば怖くない

今回の具は玉ねぎとベーコンとマッシュルームです。欲張ってマカロニとか具をたくさん入れてもカボチャに入りきらないので、少な目でいいかと。
フライパンで具を炒めて、火が通ったらホワイトソースを入れます。
逆さにしても落ちてこないぐらい粘度が高いので、スプーンでほじくります。
中を出した缶の半分ぐらいまで牛乳を入れて、フライパンへ。
あとはホワイトソースが溶けるまでかき混ぜます。

よけておいたカボチャの身も混ぜます

ホワイトソースがトロトロになったら、カボチャへドバドバ入れます。
そして上にミックスチーズをたっぷり乗せたら、後は焼くだけです。

ここにミックスチーズをたっぷり乗せて焼きます

と、ここでまさかのトラブル発生!
なんと、我が家のオーブントースターは小さくて、頭がつかえてしまいました。

上のヒーターに当たってる

せっかくたっぷり乗せたチーズがザーッと落ちてきます。
出す時も下に落ちて行きます。
皿が分厚いからだと、薄めの皿(写真の皿)に入れてもダメです。
結局アルミホイルを敷いて、そこに乗せる事で1cmぐらい隙間ができました。危ないところでした。

ホワイトソースは火が通っているので、チーズが焼ければOKです。
一応7~8分焼きましたが、上面だけで5分も焼けばいいかもしれません。

クツクツと焼けました
蓋は飾り

スプーンで身を削りながら食べていきます。
写真は取りませんでしたが、アホスープ(にんにくのスープ)とパンで美味しく頂きました。

ちなみに息子は別なタイミングで遅い夕飯になったので、これは家内と二人で食べて、息子の分は空っぽになったカボチャに残りのソースを入れて出しました。
ハインツ1缶でちょうど2回分の分量という事になります。

予定ではこれを三人で食べて、残りのソースは翌朝にクロックムッシュにするつもりでした。

作ってみて、粗熱を取る時間なども入れると2時間近くかかりましたが、本当の調理の部分は20分程度なので、超簡単だという事がわかりました。
問題は顔です。あそこで20分以上かかってしまうので、次は顔無しで作ろうと思います。

おしまい


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