福岡~宮島~尾道の旅(9/10)
3日目 5月6日(土)
今日は最終日。目を覚ますと外は明るい様子です。これは晴れているのではと窓を開けると、雲は多いものの切れ間から太陽がのぞいています。
もうこれはあれですね。勝ちましたね。雨と予報会社に。
7時からの朝食に間に合わせるため、急いで身支度を整えます。
夕食会場と同じレストランでの朝食です。
朝食も地元の食材をふんだんに使ったヘルシーなものです。
しっかりと朝食を摂って、予定より早めにホテルを後にしました。
口コミでは古いとか部屋が汚いとか書かれていましたが、確かに建物そのものは年季が入っているものの、部屋は綺麗で食事も良く立地も相まっていい宿でした。
朝日を浴びながら、昨日は通らなかった路地や人気の無い商店街を駅に向かいます。
ちょっと無駄な行程ですが、駅まで行ってコインロッカーにスーツケースを預けます。そしてとんぼ返りで引き返して、ホテルを通り越して千光寺山ロープウエイの乗り場へ向かいます。
今日のスケジュールで唯一読めなかったのがロープウエイでかかる時間でした。
混雑時は随時運転するとの事でしたが、どれぐらい待つものなのか。それによってその後のスケジュールも変わります。
そこで始発に並べば問題無いだろうという事で、早い時間からの行動になっています。
ロープウエイは9時から運行開始なので、8時30分頃に行く予定で早めにホテルを出ました。
駅から結構距離があり、20分近くかかって8時28分にチケット売り場に着きましたが先客は1名でした。
少し拍子抜けがしましたが、何十分も並ぶよりいいだろうと交代で裏の神社にお参りをして時間を潰しました。
チケット売り場の右奥に狭いエレベーターがあります。5人ぐらいしか乗れないので、結構時間がかかります。
一方左側には階段があり、体力的に問題無ければ、ここを駆け上がれば前の人を抜いて乗り込む事が可能です。
一番乗りでロープウエイに乗り込み、椅子には座らずに後ろに立ちました。
ここからの景色が一番綺麗なわけで、見なきゃ損です。
快晴ならばもっと素晴らしかったのでしょうが、そこは贅沢を言っても仕方ありません。
山頂駅までは僅か3分ですが、ロープウエイを使わず歩いて登ると急な石段が続くので結構きついです。多くの人が上りはロープウエイ、下りは歩きを選ぶようです。
ちなみに下りはゆっくり降りて20分といったところです。
山頂駅に着くと、猫駅長がお出迎えです。
山頂駅には展望台もありますが、そちらには行かずに千光寺に向けて坂を下って行きます。
驚いたのが、蝉が大合唱をしていた事です。
西日本は季節が一つ違うのか?とびっくりしましたが、ハルゼミという種類でこの時期に鳴くそうです。
歩きながら動画を撮ったので、蝉の鳴き声が聞けます。
坂をダラダラ降りて行くと千光寺に着きました。
御朱印を頼んでいる間にお参りをします。
お賽銭は普通に賽銭箱に入れますが、ローソクや線香などはpaypayでの決済が可能です。
本堂を越えていくと、鎖修行場なるものがありました。
鎖を伝って大岩を登ってくのです。高い所がダメな僕は息子をけしかけて登らせて、上からの眺めを写真に撮ってもらいました。
ひとしきり写真も撮って、さぁ降りるかと石段を下り始めた時、息子が「御朱印帳はもう貰ったの?」と言いました。
あっすっかり忘れてた!
入り口と出口が異なるので、これにハマった人は絶対いるはず。
危うく下りてから40分かけて登って来る羽目になるところでした。
珍しい息子のファインプレーでした。
帰りはひたすら石段を下りて行きます。
当然ながら人が住んでいて、家庭ごみの集積所もあります。
どうやってごみの収集をしているんだろう?
飲料水の配達の人は割増料金を貰うのだろうか?
などと色々考えてしまいます。
ここからはフェリー乗り場に向かいます。
商店街を抜けると、昨日の夜は閉まっていたお店が開いていて活気がありました。
向島へ渡るフェリー乗り場は4か所あるそうです。
今回はこちらから乗ります。
料金は100円を船内で徴収されます。
それでは向島へ渡ります。
つづく
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