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[Crochet]Cast On:セイレーンのブランケットSiren's Atlasを編む

なんやかやといろいろあり、長らくnoteを放置していました.そうこうしている間にすっかり進んでしまった老眼のため、夜に編み物をしてリラックするのがなかなかムズカシくなっていましたが、どうしても編みたいものがあり、記録をとった方がよさげなのでぼちぼち復帰します.

今回は、久しぶりの大作.Shelly HusbandさんのSiren's Atlasのモチーフでベッドスプレッドを作ることにしました.古い海図に記された世界の海水域をテーマに起こされたモチーフ集です.

Siren 英語読みだとサイレン.いわゆるギリシャ神話のセイレーン.ホメロスのオデュッセイアに登場する半人(女性)半鳥の海の怪物.

wikipedia

図像を見てみたところ、東南アジア域に分布するキンナラ/キンナリも混交しているのではないかと思いました.こちらもやはり歌と踊りに秀でているという設定です.案外昔も文化交流は世界規模で起きていたように思います.

こちらの作品はかなり前から気になっていたのですが、飽きっぽ過ぎて完成させられる気がせず、長らく待機リストに載せたままのものでした.仕上がりが良ければ、数年内に独り立ちしそうな海をこよなく愛する息子の独り立ちの時のプレゼントにしたい.
ひとまず糸決めから.要件は以下の通り

  1. ズボラ男子にも長く使えそうな素材であること:じゃぶじゃぶ洗えるコットンか、アクリル、あるいはベビー用の毛糸も.懸念事項としてコットンは重さが気になる.アクリルは劣化が早そうだし、肌触りが今ひとつ.ベビー要はアクリル混紡でかつ肌触りもよく、洗濯に耐えるようにできているのでありかとは思うが、いかんせんベビーっぽいカラートーンになってしまいそうなのが微妙.

  2. ウールもあり?:でも、絶対無理に選択して縮めちゃいそう.

  3. ロットを合わせながら数を揃えやすいようにあるい程度国内流通量の多いメジャーなブランドを使う.最悪追加購入できるものを.輸入のビンテージものは色合いが抜群によいけれど、万が一足りなくなった時のことを考えると今回はどうにもならなくなるので避ける.

  4. 色味は、今回はオリジナルではなく、著者さん提案通りの色使いでいきたい。なので、ブルー〜グリーン系の色のヴァリエーションが豊富なものを

  5. ちょっと肌寒い時や、安心〜リラックスしたいときにふんわりと羽織って温めてくれるような仕上がりにしたい.なので、肌触りと重さは譲らないこと.

と考えると、DMCナチュラかハマナカパーセントあたりになってきそうな気がしてきた…


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