Show Boat (ショウ・ボート)
詳細
公演期間
初演
1927年 12月 27日 〜 1929年 5月 4日 (572公演)
ジーグフェルド劇場 (ZIEGFELD THEATRE)
リバイバル
2回目 1932年 5月 19日 〜1932年 10月 22日(180公演)
3回目 1946年 1月 5日 〜 1947年 1月4日 (418公演)
4回目 1948年 9月 7日 〜 1948年 9月19日(15公演)
5回目 1954年 5月 5日 〜 1954年 5月 16日(15公演)
6回目 1983年 4月 24日 〜 1983年 6月 26日(73公演)
7回目 1994年 10月2日 〜 1997年 1月 5日(947公演)
スタッフ
作曲:ジェローム・カーン (JEROME KERN)
作詞:オスカー・ハマースタイン2世 (OSCAR HAMMERSTEIN II)
脚本:オスカー・ハマースタイン2世 (OSCAR HAMMERSTEIN II)
演出:オスカー・ハマースタイン2世 (OSCAR HAMMERSTEIN II)
原作
エドナ・ファーバー作
小説「ショウ・ボート」
あらすじ
解説
ミュージカルの元祖
一番最初のミュージカルは何かという議論でも名前が多く上がる、現在のミュージカルの基盤となった作品。物語は40年にも及ぶストーリーで、結婚生活の破綻、賭博者の流浪、人種差別、黒人の労働などシリアスな題材を盛り込んだ作品。それまで主流であったレビューやオペレッタとは異なり、社会が抱える問題に正面から挑んだ作品として画期的な作品であった。1927年の初演をニューヨークタイムズは「完璧なミュージカルが持っておくべきものが全てある」と評している。
映画化
ブロードウェイでの初演以降、3度の映画化によって更に知名度を高めた。
1回目:1929年
サイレント映画で一部トーキー
2回目:1936年
ブロードウェイの主要キャストが参加
3回目:1951年
MGM製作。人種問題などの作品の根幹となる部分の描写が甘くなった分、メロドラマが強調され、絢爛たる大作となった。
リバイバル
数々のリバイバルの中でも有名なのが、1994年のリバイバル。ニューヨークタイムズでも "Gloriously bold re-examination of the indestructible classic"(不滅の名作を見事に大胆に再構成した)と評価された。
演出はハロルド・プリンス、振付はスーザン・ストローマン振付。時代の推移をダンスの流行の変遷で再現した。1995年のトニー賞では最優秀リバイバル賞を含め、演出賞、振付賞など、主要5部門で受賞。若い観客にも古典ミュージカルの素晴らしさを伝えた。
このリバイバル公演は、1993年トロントでのプレビュー公演から始まり、1994年のトニー賞ではブロードウェイでのリバイバル公演前にパフォーマンスを行った。後に1998年にはウエストエンドに進出する。下の動画は1994年トニー賞での「Ol' man river」のパフォーマンスと、1995年トニー賞でのパフォーマンス。
楽曲
Act 1
1. Overture
2. Opening Act One / Cotton Blossom
3. Where's the Mate for Me?
4. Make Believe
5. Ol' Man River
6. Can't Help Lovin' Dat Man
7. Ol' Man River (Reprise)
8. Life Upon the Wicked Stage
9. Queenie's Ballyhoo
10. Villain's dance
11. You Are love
12. Final Avt One
Act 2
1. Entr'acte
2. At the Chicago's World's Fair
3. Why Do I Love You?
4. Dahomey
5.Letter Interlude
6. Bill
7. Can't Help Lovin' Dat Man (Reprise)
8. St. Agatha's Convent
9. Washington Post March
10. Goodbye My Lady Love
11. After the Ball
12. You Are Love (Reprise)
13. Finale Act Two
14. Nobady Else But Me