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許し難い悪戯

先月の終わり頃、朝方にやたらと烏が鳴いていた。

しかも屋根辺りで不穏な音もするので、眠い目を擦りながら外を覗いてみると、十羽以上の若烏どもが一斉に逃げた!!

鉢の土や葉が散らばってたので、ようく視ると睡蓮の葉が数枚喰い千切られてたりKalanchoe luciae 'Oricula'の一部がガジガジにされてたりして、嘴の一つや二つ折ってやろうかそれともトンカチで叩いてペタンコにしてやろうかと怖ろしい事を思う様になってたところ、なんと塊根だけ残してボウズにされてるのがあった。

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非常時の食料として大切に育てて今年はちゃんと種子も採取したのに。見るも無惨な姿、。、

まだ若いからお腹空かして喰うに困り果てて見慣れぬ植物を食んでみたものの食べれる代物で無かったから諦めたなら仕方無しと此方も諦めるが遊び半分で喰い散らかしやがってとプンスカとなってた刹那、ボウズって

怒りが血の気が引く様に、消えた。むしろ悲しい、。、

すぐに、対策をした。糸を張ったり突かれない様に鉢の配置を変えたりと。で、若烏の鳴き声は近くでするもののうちでは無くなった。


そして嬉しい事に、冒頭の画像通り生きていた。あれから二週間を過ぎ芽吹いてる。これからまた一花咲かせるのかも知れない。そしたらまた種子を採取しとこう。

いつか、塩茹でにして食べる為に。

‘Talinum caffrum’


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