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砂糖に似た甘味

開裂した果皮の中には、少し虫っぽいナニカを想像する果肉がある。
それを丁寧に果皮から取り出し皿に載せてみたら、遠目に観ると得体の知れない幼虫の様であり接近して観ると見知らぬ水棲生物の卵の様でもあり剥き実は気味が悪く観える木通。
Akebia quinata
この実は、3回に分けて食べる位が丁度良くて一つを丸ごとだと口が疲れてしまう。
昔、この果皮の料理を食べた事があるのだけれども、いつ誰が作ったのか全く思い出せない。しかし、それを茄子だと勘違いしてて食べたらほろ苦くて予想の味と違った事により一瞬固まった事だけはしっかりと覚えている。


残った種子は、低温高湿潤下で保存中。同様にAsimina trilobaも保存中なのだけれど、腐る寸前がとても良い食味だったのでうっかり保存してしまった。二つ三つ芽吹く位ならなんとかなりそう。


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