瀬戸内寂聴さんの使い方
最近、いや、ここ近年、瀬戸内寂聴さんのお写真を見る事が増えた気がする。そして大体、どなたかが一緒に写っているお写真だ。
ちなみに瀬戸内寂聴さんについて知っている事と言えば、作家で、僧で、高齢ってくらいのものです。あしからず。
高齢で僧ってだけで、何だか浄化して見えるから不思議なもんだ。大体なんかしらの世間的な毒を持った人が良く一緒に写っている。最近も平置きの本の表紙になっていて、違和感しかない。おばあちゃんと大人になった孫が、小学生の時と同じ構図を保ちながら(もしくはガールズ2人のような)写っている。著者の瀬尾さんがなんかギルティだったのかは、全く存じあげないのですが。
例の小保方晴子さんも最近対談してたような気がするし、出所後の堀江さんも対談していた。きっと寂聴さんには解毒な印象があるんだろうけど、小保方さんには効かないワクチンの様で、なんだか。
世間的な毒がある人には、高僧との対談でデトックス。寂聴さんからすると、世間的に毒な人とも接する有名作家で、高僧なのに世間的な垣根のない自由で柔軟な高齢者という印象。これはWIN-WINな関係だ。この「毒と寂聴」という組み合わせはマーケティングにも良いものだ。
平置きだった瀬尾さんの御本も、お売れになられるんだろうな。多分今後もワクチン寂聴として、色んな方とお写真になられるんだろうと思います。是非ともお元気になすってください。
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