「ブラッシュアップライフ」飛ぶぞ
こんにちは。
最高で最高のドラマ「ブラッシュアップライフ」が最終回を迎えた。
(ネタバレを含みます)
感情のままに感想を書き綴ります。
あ〜〜〜〜〜〜〜!!!!(たのしかった〜〜〜〜はっぴ〜〜〜はっぴい〜〜〜みんなだいすきだ〜〜〜〜〜〜)
語彙力をほんとうに失くして赤ちゃんにもどってしまうくらい最高の作品だった。
あーちん、なっち、みーぽん、まりりん。
4人が並んで歩いているシーンをみていると、これまでの楽しい思い出も辛い出来事も日常の取り止めのない会話も、そういう出来事の上にこの光景が広がってるんだよなあ、ってうるっときてしまったな。
4人まとめて思いっきり抱きしめたい。だいすきー!近未来老人ホームでおばあちゃんになった4人がうつったところで、長生きしてくれてありがとうって思った。
最後のカットが4羽並んだ鳩だったことで、あぁ4人は北熊谷で鳩に生まれ変わったんだ、ありがとう神よ、案内人よ、バカリズムよ、と思った。
Twitterの「おすすめ」で最後のカットの鳩は1話と繋がっているっていうツイートが流れてきて、わー!もう一周してこなきゃ!と思わされた。
何周まわっても楽しめるドラマ。
この世界の生きとし生けるもの全てが愛おしく、可愛く見えてくるドラマだった。
正直第1話を観た段階では、この先私はこの3人(あーちん、なっち、みーぽん)(この時まだまりりんはいない)に共感していけるのか少し不安なところがあった。
地元大好きな感じとか、昔の同級生の現在の話でわーきゃー盛り上がるところとか、普段私が避けて歩いているところだ。
雨上がりの水たまりみたいに。
喫茶店の隣の席から漏れ聞こえてくる会話くらいの距離感でしか、このドラマを楽しめないんじゃないか。
でもそんな心配は全くいらなくて、回を重ねるごとにどんどん作品に惹き込まれていき、麻美と一緒に嬉しくなったり悲しくなったり、ものすごく人生を頑張ってたのに麻美があっけなく死んじゃった時は一緒に悔しがった。
いつしか私は麻美の応援団長みたいになっていて、北熊谷のみんな、家族、色んな職場で出会うひとたち、麻美が大好きな人たちのことを私も大好きになった。
みやおかさんと玲奈ちゃんのパパと中村機長、不倫に関わったあんたらは報いを受けろ。いいな。
それにしても出演者豪華すぎるよね。
最終回、河口さんが機長をぶっつぶしてくれたおかげで麻美が搭乗できることがわかったシーン、安藤サクラが全身で表現する「喜!!!!」が最高だった。ほんっっっとうに嬉しいことがあった時、あたしもああなっちゃうな。
子役たちに何度も繰り返し会えるドラマで嬉しかった。どの麻美もみんなかわいい。
ミタコングのこういう教師いたーーー!感がすごかった。全国共通でこういう教師存在してるの?
幼少期〜思春期には全く分かり合えなかった人と、大人になって関係性をやり直したらもう少し上手く接することができていたんじゃなかろうか、という人が数人いる。麻美にとって本当に色々あった30代、私自身も30代がもう見えてきてる。
選ぶ選ばないはひとまず置いておいて、向かう未来のどこかにこんな世界線が広がっていたらいいなと思った。
長生きしたいとは思わないけど、生きている限りは最大限楽しみたいな。
今世がいまいちだったら来世でいい。
その人の魂と肉体は別々に存在していて、肉体の終わりに伴い「死」が訪れようとその人の魂は姿かたちを変えこの世のどこかに存在し続けているみたいな一説はわりと自分の中でしっくりきている。
あらゆるもの全てに「誰か」の魂が宿っているというのも、それはそれで膨大でちょっと眩暈がしてしまうかも。
麻美は至るところで平凡平凡と書かれているけれど、人生をやり直してもやり直さなかったとしても彼女の人生はドラマになっていたと思う。
大それた出来事がなくたってエピソードってそこら中に散らばっているよね。
麻美のまわりでささやかな幸せやちょっと嬉しいことがたくさんありますように。
おまけ
大好きなガチャガチャ、こーどの鳥さん。
一時期毎週末スーパーに行くたびに回して一匹ずつお迎えしていた。
最終話を観た後だと可愛さが倍増しているね。
また新しいシリーズが出たらしい。
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