2023年5月5日春日と松本とダニの環世界

贅沢な話だけど連休向いてないかもね。

暇に向き合うのが苦手なので、多くても3連休でいいや。
その代わり3連休×3にしてほしい（マイチョイス暦）

『暇と退屈の倫理学』 國分功一郎 | 新潮社

半年くらい前に暇とは何か知りたかったので読んだ。
難しくて半分も分からんかったけど、これは私の集中力とおつむの問題でこういう類の文章としては身近な例も多くて分かりやすい本だと思います。

この表題とはあまり関係ないけど、ダニの話が面白くて、ダニのメスって子供を産むために哺乳類の血液が必要で自分がいる場所に哺乳類が通りかかるのをずっと待って、通った瞬間にバッと飛び移り血液を頂戴するらしいんすよ。この「哺乳類が通りかかる」かっていうのは完璧に運で、観察によると18年もの間、この運を待っていたダニもいたらしい。
この18年という期間は我々人間からすると長いな、果てしないなと思うけどダニからするとどうなんでしょう？ダニにはダニの時間の捉え方（これを環世界という）があるから「この待ってる時間とっても暇ダニな～」なんて思ってないんじゃないの？という話で素直にはぁ～なるほどな～と感心した。

ダニと人間ほどではないにしろ、人間同士でも環世界があるのは当たり前で、ロケバス内に放置されたオードリー春日が何も言わず6時間39分43秒待っていた事に対して松本人志が「（待ちすぎて）怖い！」と発言したのは、これは春日と松本人志の環世界が異なるからである。

あ、まとめるのが困難になってきた。
そう 人によって環世界が違うのだから、苦痛だなぁと思う暇さ＆これ以上の拘束はしんどいなと思う労働ラインがあるのは当然でみんなが好きな風にお休みとれる環境が理想だよねという話がしたかった。

違う環世界を持つもの（これを見ているあなたのことだよ）同士だけど、私の言いたいことわかってくれる…？