12月7日 4353字

文章削ったり、加筆したり、お菓子食ってたりしたら思うように字数が増えなかった。

今書いている章で研究物の描かれた意義を考察しているんだけど、中々面白い事になりそう。

自分の研究物、500年前の二次創作だったのかもしれない。

室町時代に描かれた下手くそな絵巻物(マガジンのヘッダーのやつ)が私の研究物であり、研究を始めた頃から「こんなに下手なのに当時高かった絵の具を大量に使ってどういう理由で描いたんだ?あと下手なりに最後まで書き切るのシンプルにすごいな」と感じていた。
過去にメジャーな先行研究読んだら、貧乏な町絵師が描いた説と室町時代には金持ちがわざと絵が下手な人に金を出して絵を描かす風習があった説の2つがあり、後者の方がどちらかと言えば納得できるなぁと当時思っていた。

が、今日二次創作説見つけて「ぜってーこれだ!!」となった。

「この話めちゃくちゃ好きでずっと見てたいけど、現物はないし・・・。よし!どうせなら都合良くして自分で描くか!」というノリらしい。

そりゃ好きで書いてたら際限なくお金かけたくなるし、最後まで書き切るパッションが生まれるわ。

この研究物のいじらしい所は花や馬が妙に上手くて模写っぽい。
きっと花や馬の絵は手元にあったんだろうね。
パトロンとして下手な絵描かされたらきっと模写はしないと思う。

500年前のお前の二次創作に向けて、私が長文マシュマロでラブコールするぜ。



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