阪神タイガース、育成でドミニカ人投手を2人獲得
阪神は以前より広島カープアカデミーのように南米地方の選手を育成で獲得し、安価で戦力にする方向を探していました。昨年の外国人を3人残留させた時点で1億円規模での選手獲得はゲラのみで終わると思っていましたが、それに加えてドミニカ出身の右腕を2人育成契約で獲得しました。
契約内容は未だ不明ですが、おそらくカープアカデミーが過去にサビエル・バティスタやアレハンドロ・メヒアと結んだ234万円より少し高い300万円規模の契約になってると予想されます。
1人目はホセ・ベタントス。
アストロズ下部組織所属で、23年は主にAAと A+で過ごし、両階層合わせて14試合で防御率8.79、マイナー通算でも107試合で防御率7.20と成績自体は壊滅していますが、奪三振率は23年11.3、通算で10.8と高い水準を誇っています。
ですが基本的にイニング以上の被安打・四死球を出しているので、投手改造王国の阪神で改善されることを祈っています。
2人目はアンソニー・マルティネス。
22年はカブス下部組織所属でした。1年目をドミニカ・サマーリーグ、2年目をアリゾナ・コンプレックスリーグでプレイし、通算は31試合目防御率6.09を記録。先述のベタントス同様に高い奪三振能力を誇る一方で、ベタントス程では無いにせよ制球に課題を抱えているので2人で切磋琢磨して支配下登録まで駆け上がって欲しいです。
これで恐らく阪神の外国人契約は終わりを迎えたでしょう。湯浅の不調もあってゲラが守護神に抜擢される可能性も浮上しており、やはり高出力の外国人投手の価値が再確認出来るキャンプの印象だったので、層が厚いながらも制圧型のタイプが少ない阪神中継ぎ陣に割って入れるように頑張って欲しいですし、それを2人が確立すると後続の外国人にもチームにもプラスになるので期待したいです。
【引用元】
・https://m.hanshintigers.jp/column_news/detail/13479
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