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【キューブドラフト】秘伝のタレ -マナ基盤編

1. はじめに

別に前回のキューブドラフトの記事が好評だったとかそういうわけでもなければ、キューブドラフトを作るような変わった人がいっぱいいただとかそういうわけではなくて、単純に大将の承認欲求のためだけに書いております。

まずなんで秘伝のタレなのかって話ですけど、キューブドラフトってそう簡単に作れと言われて作れるものじゃなくて、まずプロトタイプを作るのに数か月かかります。
でもって複数作れず、普通にやるなら注ぎ足し注ぎ足しで改良していくので大将の秘伝のタレに準えています。

そして今回はキューブドラフトのマナ基盤についてです。わたしのキューブを語るにあたって一番大きい波を起こしたのがここですので、語らせていただきます。

2. マナ加速

結論から申し上げますと、とりあえず今まで試した中でダメなカードは一つだけ。あとは大体オッケーです。

2.1 《太陽の指輪》

これだけはどうやっても許されないカードでした。無色なので明らかに見た瞬間デッキ問わずピック出来るうえ、実質2ターン分加速しやがるのでどう考えてもダメです。

イカリング

高価で試してないですが、理論的には《魔力の墓所》もほぼアウト。ただし、環境次第では3点ルーズが重いので寄せてやればぎり耐えなのかもしれませんが、ドラフトは複数のアーキタイプが混在する以上そんなことはないでしょう。

EDH御用達MOX

《魔力の櫃》《厳かなモノリス》はターンスキップが絡んで若干趣向が違いますが、後に述べる《チャネル》とどちらかというと趣向は近いのでそう考えれば大丈夫に見えます。ちなみに《玄武岩のモノリス》はOKでした。

無限マナのお供

2.2 《チャネル》

ということで《チャネル》について。こいつは先述の《太陽の指輪》のように居座らずターン限定なのでノープロブレムでした。というのも、強いアーティファクトを入れまくると色が薄れていくので控えています。兄弟戦争のリミテがいい例。

ライフはマナ

で、チャネルは色が絡むの基本ほんとに何にもしないので(マナはすでに(G)(G)払っているし)無害でした。

先述のモノリス群についてですが、単発のマナ加速はこの程度なので問題ないという話です。《暗黒の儀式》も割かし紙になっていました。

2.3 《不屈の自然》

オッケーです。もちろん。あんたが適正。
緑のデッキの存在しうる理由ですね。《遥か見》や《耕作》など複数枚入れてあげましょう。
序盤の色の安定のために緑をとることもできますね。

みんな大好きランパン

2.4 《繁茂》

オッケー。《楽園の拡散》でもいいでしょう。リスクがある代わりに《不屈の自然》より軽いといった感じ。
緑をこれまた象徴してくれます。

しげしげ

2.5 《ラノワールのエルフ》

これもオッケー。ただし環境に《紅蓮地獄》みたいのが増えるとドラフト点数下がります。
生き物でいろいろ応用できるので《繁茂》や《不屈の自然》とすみわけできていいですね。

またスタンダードで使いたい

2.6 マナファクト

《太陽の指輪》がダメとは言え、なくてはならない存在。
印鑑サイクルとかロケットサイクルとか《精神石》とかの壊れない程度のところを使いましょう。

《オフゾフの導き石》

3. 多色マナ

お次は多色マナ。いろいろあるので土地から出るところだけ

2.1 2色土地

デュアランやフェッチでも問題ないのでは。場に出るカード、ライフレースに直接寄与することはないので、たいてい問題ないです。
ゼンディカーのミシュラランドを採用していますが、このくらいでよさそうです。

これだけちょっとおかしい

2.2 3色土地

だめ。タップイントライランド、住処ランド試しましたが、某ローウィン期のデッキのごとく、5色デッキが《召喚の調べ》を唱え始めました。
MTGAの彩色ドラフトとかありますが、色がガバガバになるのは言うまでもありません。

これと質素な命令が入っていたという

4. ランデス

どこまでやってもドブンでしかなかったので、《露天鉱床》まで入れたいぐらいにはオッケー。

《なだれ乗り》を《儚い存在》でブリンクする悪行を何回か見ましたが、これはドブン展開なので許容してます。
いろんな方法で勝ちに行ける方が私は楽しいと思います。

旧枠モダンを象徴するカード。英語名かっこいい。

5. おわりに

ということで今回のキューブドラフト話でした。

キューブドラフトにまつわるエピソードについては不定期で更新していきたいなと思っております。

それでは。

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