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【レガシー】緑単ペインター -8/28 うまぶりレガシー

1. デッキアプローチ

前回

今回は前回の最終案たる踏査+ローム型と新しく紹介する踏査+るつぼ型で悩みました。結論としては踏査+ロームに行きつきました。

1.1 踏査+るつぼ型の緑ペインター

ロームの2マナタップを重いと感じて入れ替えとして《世界のるつぼ》を採用したパターンです。《踏査》とハマると不毛ローム以上の速度で《不毛の大地》が起動でき、ロームと大差ないマナで置物だが毎ターン墓地から土地がプレイできる状況が作り出せます。

相手の死に札があまりに多いこのデッキでさらにマストカウンターを増やせるのは結構いいことでした。ただ、これは《壌土からの生命》でも同様のことは起こっていたのであまり論点にはならなかったです。《否定の力》や墓地対策で死んでしまうのは両者同じで、ただでさえ置物対策されるデッキなのでサイド後は特に不釣り合いでした。
全く別ベクトルのサイドカードを要求できるというポイントで《壌土からの生命》に軍配です。

2. 大会結果概要

うまぶりレガシーに緑単ペインターを持ち込みました。(Gデプスです。)

対戦結果
1: イニシアチブストンピィ D×P
2: カスケードクラッシュ D××
3: ディスプレイサーコンボ 〇×D
4: URデルバー ×P×
5: 12post MD

SE1: URデルバー ××

凡例
D: デプスで勝ち
P: ペインターで勝ち
M: マイコシンスで勝ち
〇: その他勝ち
×: 負け

使用デッキ


3.ハイライト

1回戦 イニシアチブストンピィ戦

1セット目はカラカスでサリアとにらみ合い。サリアを戻しつつイニシアチブ、石鍛冶の達成前にマリット・レイジを確定させて勝ち。
2セット目は1ターン目に《エメリアのアルコン》を出されて大幅ペースダウン。そのままストンピィされて負け。
3セット目はコンボ準備中に《エメリアのアルコン》がまたしても出現。ただしこちらは《ウルザの物語》から丸砥石、手札と盤面にペインターで相手は《エメリアのアルコン》により行動を抑止され、そのままコンボが決まり勝ち。

2回戦 カスケードクラッシュ

1セット目は《厚かましい借り手》でデプスがバウンスの脅威に当たるももう一度展開して勝ち。
2セット目、3セット目は《月の大魔術師》に土地を山化されて負け。緑単ゆえにメイガスがどうしようもないのはやはり課題ですね。
対策とるなら《次元の歪曲》《四肢切断》あたりが丸そうですね。

3回戦 ディスプレイサーコンボ

1セット目は相手は甘キープをしていて、先に《大いなる創造者、カーン》を出して勝ち。
2セット目は針で《時を解す者、テフェリー》を指定するも《大いなる創造者、カーン》からループされて負け。
3セット目は相手が《教議会の座席》と《ウルザの物語》を設置したので《活性の力》で土地を爆破。その後相手の土地がないところにマリット・レイジを投下して勝ち。

4回戦 URデルバー

1セット目はデルバーに完走される。
2セット目は《忍耐》でさばいたりしたのちペインターコンボで勝ち。
3セット目はマリットレイジで返しに殴って勝ち、ただし《稲妻》で負けの状況で《表現の反復》から引かれて負け。

5回戦 12post

1セット目は墳墓墳墓カーンが初手にあったので、カーンからマナ縛る方面で展開、そのまま決まって勝ち。
2セット目、相手のpostがそろってカーンも出てくる中、着地している《エルフの開墾者》でカーンを処理しつつ、デプスコンボをそろえたり不毛でpostを割ったり。タイミングが合ったところでマリット・レイジ解凍。《罠の橋》を張られるも、《活性の力》で《見捨てられた碑》もろとも破壊して勝利。

SE1回戦 URデルバー

4回戦と同対面。
1セット目、サーガペインターの甘キープをして見事にデルバーに完走されて負け。
2セット目、ミンスクとブーに圧される。マリット・レイジ+《影槍》で除去されなかったので殴ったら1点残る。場に残り《エルフの開墾者》と《忍耐》、相手の場にブートークンでフルパンで終わっていたので、殴りきらなかったのが非常に痛い、痛恨のプレイミス。そのまま相手はブートークンをサクリファイスし7枚ドロー、《厚かましい借り手》を引かれてそのまま敗北。
ライフ勘定を怠るべからず。よくやりがちなので気を付けよう。

4. デッキ改善点

今回の大会で緑単ペインターにほしいカードはこの1枚が上がりました。

  • 《次元の歪曲》
    今回最大の負けパターン、デルバー完走と《月の大魔術師》に対してです。
    緑の弱点たる、除去の弱さはこの辺でしかカバーできませんが、逆に無色土地が多いのが救いでこいつを採用できます。
    《四肢切断》じゃない理由は、マストなのが大体タフネス3以下で、例えばタフネス5の《濁浪の執政》をとるために《四肢切断》を打って《意志の力》を打たれたら死に直結しますし、第一《森の知恵》《古えの墳墓》にこれを足すと自滅しかねないです。《練達飛行機械職人、サイ》が取れないというデメリットはありますが、サイに《四肢切断》を打つのは打点面で言えば《河童の砲手》が続くとかでない限りたいして意味がないようにも見えるのでそこはご愛嬌ということにしておきましょう。

逆に抜きたいカードはこんな感じです。

  • 《壌土からの生命》3枚目
    3枚目コントロールに当たっていないのでほんまかこれって感じは若干ありますが、ここを輪作に変えてサイドに《次元の歪曲》の枠を作るのがいいかなと思います。

  • 《夏の帳》サイド2枚目
    これもコントロールに当たっていないのでほんまかこれって感じは若干ありますが、サイドの枠で変えるならここしかないかなっていう感じ、消去法です。

5. 終わりに

緑単ペインターは結構戦えるデッキなんだなぁということがわかった試合でした。個人的にもSEいけたことにはびっくり。
田舎の大会なので、上位2人しかレシピを取り上げてもらえないのでちょっと残念な結果に終わってしまいましたが、今後もまだまだ伸びしろはある山だと思います!

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