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『豊かなヒトから、豊かな社会を』"最善の自分"で生きたいと願う皆さ…

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『豊かなヒトから、豊かな社会を』"最善の自分"で生きたいと願う皆さんとキャリアや能力開発、自己理解をテーマに考えるnote。偶然生まれたこの時代を楽しみ、自分だけの一歩を共に踏み出し続けられますように。#キャリア #学習理論 #MBA #禅 #パーソナルミッショントレーナー

最近の記事

009 「答え」から「仮説」へ

01 デザイン不要論- 先行き不透明な時代にキャリアをデザインしても意味がない。 そのように語る方こそ、足元ではきっちりと軸となる生き方をデザインされています。テスト勉強をしている方こそ、全然していない、というやり取りに似ているような^ ^; 人生設計の基盤となる社会制度がガラッと変わる、働き方の常識が次々と覆る、ビジネス・事業のライフサイクルが極端に短くなる、根本を変えてくるテクノロジーが浸透する。 キャリアを取りまく環境は落ち着きなく、この先の未来が不透明で予測が難

    • 008 "わからない"で当たり前

      01 理念をつくる起業家の友人が理念をつくった。 自ら事業を起こし、がむしゃらに走り抜けてきた数年間。食べていく目処がたち、事業は次なるステージへ。様々な考え、想い、関心、目的で集まる人々を一つにまとめ上げたい。それがきっかけだ。 自分の問題意識からスタートし、数々の困難にぶつかりながら、試されてきた信念。ぶれながら、何度も原点に立ち返り、その度に確かめてきた想い。 創業者の信念が言葉として結晶化される理念。誰よりも事業のことをわかっているし、誰よりもステークホルダーの

      • 007 「転職」の意味変化

        01 10年前のロジック前職の総合人材サービス企業にいた、2010年前後のことです。 私は転職支援サービスのサービス企画に携わっていました。最も中心的な仕事は、人材紹介サービスに登録者のうち、どのセグメントの登録者にキャリアカウンセリングサービスを提供するかを判定するシステムロジックを設計していました。 余談ですが、当時、全サービス登録者のうち、ヒューマンリソースの限界から現実的には約30%にしかカウンセリングサービスの提供ができない状況でした。そのなかで人材紹介サービス

        • 006 冷暖自知

          01 触れて初めてわかる水の冷たさや暖かさは、自ら触ってみることなく知ることができない。水の温度がどのくらいなのかもそうだし、「冷たい」「暖かい」という感覚もそうだ。何事も体験してみないことにはわからない。身を持って体験することの大切さを説く禅の言葉が冷暖自知(れいだんじち)です。 私たちは、氷水に触れれば「冷たい」と、風呂に入れば「熱い」という具合にあたりまえの反応をしますが、その前提には「冷たい」「熱い」という感覚を持つための「体験」があります。食べ物の「おいしい」「ま

        009 「答え」から「仮説」へ

          005 あなたは仕事に何を求めるか

          01 仕事が人生に与える影響- みなさんは一生の何時間を働きますか? 1日の労働時間を8時間、年間の労働日数を240日、働く期間を40年と仮置きすると、8時間×240日×40年=76,800時間の時間を働くことになります。"生涯現役"と言われる時代ですから、働く期間は50年、60年と延びていくことでしょう。 スケールが大きく想像しにくい場合、1日単位で考えてみると、起きている時間の5~7割を占めているのが仕事です。さらには「時間」の観点に加え、「精神面」や「人間関係」など

          005 あなたは仕事に何を求めるか

          004 "好きなことをやって生きよ"という罠

          01 好きなことをやって生きる私は「好きなことに時間を使いたい」ですし、「好きなことを仕事にしたい」と思っています。そして今の時代は、人生の選択肢が多様であり、それを実現しやすい社会に近づいているように思います。 大袈裟ですが、「1億総転職時代」という言葉を見かけたこともあります。私は「X毛作キャリア」と言いますが、(望まずとも)人生で複数回のキャリアチェンジを経験する時代になるでしょう。働き方改革の文脈も後押しして、「複業」「パラレルキャリア」「クラウドワーク」などの新し

          004 "好きなことをやって生きよ"という罠

          003 「Z」に学ぶキャリア観

          01 ジェネレーションZ個人的には「世代」より「個体」という価値観が強いのですが、人間は環境の産物でもあるため、偶然に生まれ育った時代環境から受ける影響は無視できないほど大きいのも事実です。 ジェネレーションZとは、アメリカのマーケッターたちが提唱した新たな消費世代区分で、1990年代後半から2000年生まれの世代のことです。 X世代:1960年-1974年生まれ Y世代:1975年-1990年前半生まれ Z世代:1990年後半-2000年生まれ α世代:2010年-20

          003 「Z」に学ぶキャリア観

          002 無意識の自己決定

          01 なぜ生まれてきたのか?小さい頃によく考えました。 - 自分はどこから来たのか?なぜ生まれてきたのか? この問いはとても危険です。なぜなら、一般的な答えを出しようがないからです。親に聞いてしまったかどうかは記憶にありません。もし聞いていたら困らせてごめんなさい。 ただ人生で一度くらいはこの類の問いに頭を回しても罪はないと思います。意識も意思もなくこの世に生を受け、気がついた頃には自分の周りの世界が形成されている。一度は立ち止まって、自分が生まれてきた理由に想いを巡ら

          002 無意識の自己決定

          001 キャリアの出発点

          01 人生100年当初インパクトがあったこの言葉も、今やバズワードとなりました。 人生100年は長いでしょうか?それとも短いでしょうか? - 100年=36,500日=876,000時間 1日があっという間に過ぎてしまう、1時間があっという間に過ぎてしまう。そんな肌感覚を基準に考えると、私は人生100年は"高々100年"と捉えています。数十年延びようが、あっという間に過ぎていくのでしょう。 キャリアに向き合うということは、時間と向き合うことでもあると考えます。こうして

          001 キャリアの出発点

          000 なぜ書くのか

          01 ご挨拶はじめまして^ ^ 人生の貴重な時間で、私の” note” をご覧いただきありがとうございます。 この” note” は「この世界と調和しながら、唯一無二の自分と他者を大切に豊かなキャリア・人生を歩みたい」と願う同志の皆さんと一緒に、考え方をシェアし、共に深めるために自由に気ままに書き綴るものとします。 私は特別な人生を歩んできたわけではなく、むしろ平凡な毎日の連続を楽しんでいます。ただ「自分なりに迷い、つまずきながら、試行錯誤を続けている」という点では、皆

          000 なぜ書くのか