スマートホーム化して遠隔介護

ここ1年で導入した一人暮らしのおばあちゃんのための設備を記録。

①インターネット

ガラケーと固定電話しか無いため、まずネット環境を整えることが先決です。今回はdocomoのHOME 5Gの端末hr-01をメルカリで拾って10GBのIIJのデータSIMを挿して使っています。初期費用1.5万円くらいと月1500円くらい。
よくわからない人は、docomoやSoftBankで工事のいらない置くタイプのインターネットを契約し、目立たないところに設置してください。
※チカチカ光って目立つこともあり、昔のおばあちゃんはコンセントを引っこ抜きがちです。

②防犯カメラ



◯コンセプト

以下の条件で考えたところ、上記商品になりました。
・工事をしたくない
→コンセントタイプの防犯カメラは、電気工事士の資格が必要です。そのため、充電式で取り付けられるタイプを探しました。6ヶ月とありますが、録画頻度が高いと3ヶ月くらいになります。
たまに顔を出した時に取り外して充電→帰る時に再設置といった感じです。
・自動録画、センサー録画
→外に出る頻度の把握をしたいことと、インターホンを押さなくても来訪者が確認出来ると良いので、センサー録画型に。

◯活用例(使用イメージ)

・外出頻度の把握。今日はよく扉を開けるかとか、何時以降扉が開かないから寝た/何時に起きて外の様子を見た等。

人が通ると10秒後くらいに通知が来ます

・呼びかけ、聞き取り
生放送で中継を見るモードに加え、トランシーバーのように片方向の通話が可能なため、外に出る瞬間に呼び止めたり宗教勧誘の人が何を話しているか確認したりしています。


◯取り付け

正しい使い方としては土台をネジで設置して土台にカメラをくっつけるのですが、ツルツルの金属柱面に設置したかったため土台に3Mの屋外用両面テープを貼り付けることで解決しました。1年間取れてないので問題なさそうです。

本来はネジで木材面等に固定

カメラ単品を追加購入することで複数台並列して稼働できるので、外カメラの外出・来客チェックと廊下カメラの転倒・生存確認用の2台で運用しています。


③温度管理

2023年の夏に熱中症で搬送されたことをきっかけにエアコンの遠隔制御を実装。エアコンのある部屋がキッチンと寝室のため、2台を購入しそれぞれに設置しました。
SwitchBotの温度センサー付きハブです。

スイッチボットのすごいところは温度をトリガーとしてエアコン操作ができること。
暑いからとエアコンをつけてもすぐに消してしまうので、自動化することで
エアコンをつける→勝手に消される→温度が上がる→エアコンが自動的につく
を繰り返すことが出来ます。後付けでほとんどのエアコンのリモコンに対応しているのが良いところです。

消したりついたりを繰り返て温度はギザギザ

電源はUSBのため、ダイソーの300円のACアダプターを買うのが安くてオススメです。
来年からは熱中症対策も万全。


まとめ

ネット関連1.5万円
エアコンリモコン0.8×2万円
カメラ1.9万円
初期投資5万円、月1500円で熱中症予防と敷地内把握が出来るため、親戚からも大変好評でした。

今後もより便利に、安心できる環境を整備していきたいです。


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