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YOYO Holdings様とのお取り組み

<プロジェクトのプロセス>

経営者の想いと悩みに寄り添う

月に2回1時間、経営者と1on1を実施させて頂きました。環境の変化が激しい時代において、経営課題の1つとして「人」の重要性が増していく中で、経営者の竹のようにまっすぐな志と、何かを選ぶ意思決定を支援したいという想いを込めたプログラム。配置・労務・評価報酬制度など、経営者の人事面でのディスカッションパートナーとして、専門的な視点や経験・事例を提供させて頂くことで、人事担当に検討を依頼する前段階での論点の明確化や選択肢検討のサポートをさせて頂きました。

人事チームのチームビルディング

YOYO Holdingsの人事チームはマニラとジャカルタ、クアラルンプールの3拠点。日本も入れた4拠点をWebで繋いで、毎月1回2時間ずつ、人事の基礎から学ぶトレーニングを実施させて頂きました。初回は各拠点の経営陣にも参加してもらい、自分の人となりを表現した「アトラス」で自己紹介。プログラム直前から入社したフレッシュなメンバーもいて、オンライン上で時間と学びをシェアできることが、自然とチームビルディングに繋がっていきました。

一枚岩のスペシャリスト集団に

このプロジェクトでは、人事の基本的な機能やトレンドに関するインプットはもちろんのこと、お客様の具体的な状況を踏まえたアウトプットを大事にしています。YOYO Holdingsでは、実際に人事メンバーの声を踏まえてEVP(Employee Value Proposition)を作ったり、採用ポストのJD(Job Description)を作ったりしながら、人事の手法を1つずつ皆で学んでいきました。プロジェクトを通じて人事メンバーの「この会社の成長を支えたい」という意欲や方向性が揃い、最終回はとても印象的な時間になりました。

VOICE/お客様の声〜深田 洋輔様

─深田さんがプロジェクト開始時に持たれていた想いや課題感はどのようなものですか?

広告代理店事業への参入を契機に「働くことでハッピーになれる会社」を作ろうと決めました。東南アジアでは働き手が溢れ、次から次に採用ができるため、企業文化が蔑ろにされる傾向があります。一方で、広告代理店業は商品の差別化が難しく「人」しか競争優位になり得ません。そこで、人に徹底的に投資をし、企業文化を競争優位にすることにしました。

ちょうど組織が成長して従業員が50人を越え、色々な綻びが気になり始めていた時期で、人事の領域はマーケティングなどと違って外からアクセスできる情報が少ないことにも限界を感じていました。手探りで目をつぶってやっているような感覚があり、自社が今取り組むべき課題は何か、どのような事例があるのかを把握する術を求めていたところに、お会いしたのが東野さんでした。

─People Treesがお役に立てた部分はどんなところでしょうか?

1つ目は、人事のメンバーが「人・組織に関して学ばなくてはいけない」という意識を高めてくれたことです。私は「守・破・離」の「守」がとても大事だと思っているので、人事について基本から教えて貰えたのはとても良かったと思っています。

 2つ目は、東野さんに率直に想いを受け止めて頂けたことで、精神的な安定を得られたことです。投資家や従業員と話す機会はありますが、彼らに対して自分が何をどう話すのかということはとても重要であり、何でも話すことが良い訳ではありません。外部の方に入ってもらうのは経営上も初めてのチャレンジだったのですが、利害関係のない理解者を得られたことは大きな支えになりました。また、東野さんが実際に東南アジアでマネジメントを経験されていたという点も厚い信頼に繋がりました。国や文化の違いの中で悩むことも多いので、その肌感覚を実体験として理解してくれている人と話せる機会はありがたく、People Treesだからこそだと感じています。

YOYO Holdings Pte. Ltd.

https://www.yoyo-holdings.com/

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