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Vol.99:「金神オー」と伊良部島の潮吹き岩

「金神オー」と初めて会ったのは楽読安里スクールにおいてのイベントの席だった。

「キンキラおーちゃん」と呼ばれており、あちこちで面白いよと噂を聞く人であった。私と同い年である。日常で金色の着物を着ているから、いやが上にも目立つのだ。

彼をモーニングセミナーの講師として呼んだ。
彼が沖縄に来るまでの波乱万丈の半生を聞く。
二桁に及ぶ見ず知らずのユタやノロから、あんたの事は神から聞いているよと、導かれ、沖縄移住し、宮古島の潮吹き岩の開放を使命としているという。
彼は、未来は決まっている、と説く。未来は決められていると聞くと人は皆、ネガティブな事を思うのだという。しかし、良い未来になると決まっている、と説く。素敵な概念であり、彼の半生はまさにミラクルである。

彼のセッションを受けて見た。
彼のやっている事は審神者というべきものだろうか。
ベッドに横になると、私の隣に依代となる女性も並んで横たわる。
周囲には複数の巫女女性が立ち合う。

そして、依代となる女性に白龍が降臨する。憑依された女性は白龍として話し始めるのだ。恐山のイタコのようなものである。なかなか遭遇し得ない体験であった。故郷の滝の黒龍さんが守護してるから挨拶に行きなさいという白龍さんからのメッセージが印象深かった。

彼の名言は「陰と陽でインド洋」。陰と陽は表裏一体のコインのようなもので、両方受け取るのが当たり前。それで良いんだよ、という概念。
「法螺貝リーコ」は「金神オー」のリトリートに参加したらしく、このキャッチフレーズにはまり、諏訪大社で連呼していた。まさか諏訪大社に来て「金神オー」の名言を一緒に連呼させられるとは思いもしなかった。

さて、宮古島の潮吹き岩の開放。
奇しくも「観察者ユリヤ」「マークタイラー」「光乃手ジュンコ」は、この場所に行っている。

「金神オー」との関連性がまたもや出てこようとは思いもしなかった。

「神夢名オシズ」は潮吹き岩の近くの白鳥岬にて、長時間海に浸かり、なにかをキャッチしていたが、潮吹き岩の前を通り過ぎる時に、特に反応はしなかった。

池間島に住む「黒龍リカ」はいつでも行ける潮吹き岩には一切関与しないのだという。

潮吹き岩の龍神が怒りのパワーを撒き散らしている、という概念。それは、人間の勝手な思い込みであるとする説もある。

「金神オー」に告げられた潮吹き岩の開放というミッション。このミッションが降ろされるクダリを聞くと、信憑性があるのだが、果たしてどうだろうか。どこからのメッセージなのであろうか。

潮吹き岩の開放で検索すると、多くの能力者がここに呼ばれて、何かの儀式を行い、開放したと言っている。いや、まだ開放されていない、ともいう。

「金神オー」の潮吹き岩開放のミッションの行方。興味が尽きないのであった。

続く。

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