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Vol.70:「天美久ヨネ」の国造り

「天美久ヨネ」は浜茶や山茶の主である。

私が初めて「山茶」に来たのは、2005年くらいだろうか、当時のスタッフ6人を引き連れて社員旅行で沖縄に来た時、沖縄の親友が充分すぎるぐらいアテンドしてくれた時に真っ先に連れてきてもらった。暑い日で、ぜんざいが冷たく美味しかった記憶がある。

地球守の斎場御嶽調査に参加させて頂いた時に、「天美久ヨネ」のパートナーである「造化神ジョージ」のトークショーを聞いて、古代麦の収穫も見学させて頂いてから、このファミリー達とのお付き合いが進化していった。

私が「浜茶」で夕方にまったりする習慣がつき始めた頃、「山茶」の営業が終わり、「浜茶」でくつろぐ「天美久ヨネ」とタイミングが同じ感じになり、自然と、同じテーブルで会話する事が増え始めた。

いつのまにか「ヨネちゃん」「しんちゃん」の間柄になり、いろんな話を聞かせて頂いている。「ヨネちゃん」と呼ばせてもらえるのは同級生くらいという。

「観察者ユリヤ」と「天美久ヨネ」を繋げてみると、相性も良かったようで、「天美久ヨネ」もセッションを受け、彼女の知人を数人紹介したようである。

「天美久ヨネ」は「浜辺の茶屋」をスタートに、「造化神ジョージ」とともに、「山の茶屋」や「サロンアマミキヨ」や宿泊棟などを含む「さちばるの庭」を作り上げてきた。沖縄の自然の森にそっと置かれた木造建築と、永遠に残るであろう見事な石積み。コウモリも住み、キジムナーでさえ目撃される、パワースポットを作り上げた。

3人の息子さん達も加わり、これからもジワジワと発展拡大しつつある。

スピリチュアルミーティングは「浜茶」か「山茶」で、というのが習慣になり、週一回くらいのペースで、軽くお茶しましょうとなると、順次、タイミングの良い人があつまり、また、偶然のタイミングで来る人もいて、あっという間に二桁の人数になる事もある。
接客の合間を見て「天美久ヨネ」も不思議な話に耳を傾けたりもする。

そして、これらの交流から、数人が「山茶」での仕事のお手伝いを始めたり、アーティストの個展やワークショップの開催など、いろんな交流が生まれつつある。

昨今、スピリチュアルな人々がコミュニティづくりや、自然と一体の暮らしを目指しているが、なんのことはない、この「さちばるの庭」には既にそれが出来上がっていると言っていいだろう。時代を先取りしているのである。

この不思議な御縁を大事にしていきたいと思う。

続く。

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