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Vol.117:「聞得大君ジウォン」と龍王と安須森

2022年1月13日、「聞得大君ジウォン」と共に辺戸方面のツアーを「審神者マーシー」の代理として務めさせて頂く事になった。心許ない「運び屋」である私。

朝8時にホテルにピックアップに行き、じゃあ、出発しましょう、と発車するや否や、縁石にタイヤ側面をぶつけて即パンクするという現象が起こる。「審神者マーシー」に聞くと、「聞得大君ジウォン」との神事では日常茶飯事であるらしい。運ぶエネルギーが大きければ、陰の現象もセットでやってくる。もしくは、今日に起こる陰の出来事をスタート直前で事前回収し、大難を避けたと解釈するらしい。

JAFに出動要請をするも、今日は中止もありうると覚悟を決めるが、タイヤ館近くのコンビニでJAFを待つ事になり、開店前のタイヤ館で速攻対応してくれて、僅か1時間のロスで再スタートできた。しかもJAF隊員が知人の息子さんだったという偶然も起きた。時間調整という現象のようにも思える。前日の夜「聞得大君ジウォン」は9時出発でいいんじゃないかと予言していた事を思い出す。彼女にはこの出来事が見えていたのかもしれない。

伊芸のサービスエリアで休憩中、「聞得大君ジウォン」は龍を呼び、辺戸方面の雨雲の掃除をさせ始める。事実、この日は小雨もパラついていたが、辺戸についてから夕方まで雨は降らなかった。ミッション終了後に雨が降り始めるという現象も見た。

辺戸岬まで、「聞得大君ジウォン」の半生の一部分を聞かせて頂く。並々ならぬドラマチックなものであった。生まれ持った能力ゆえの物語。

最初は辺戸岬の龍神さん。
まず、門番のような配置の「国頭国元国代一頭火の神」が見えてくる。「観察者ユリヤ」はここの写真を見て、白装束の琉球国王御一行が拝む姿を幻視した。
そして、「龍神龍王神大神」~龍宮神大根元~の御嶽に到着。
「聞得大君ジウォン」は空を見ながら龍の集まり具合を待つ。
やがて、龍が集まり、雨雲をさっと消し始める。6匹いたという。
緑色の龍が「聞得大君ジウォン」の目の前に顔をズンと寄せて来たタイミングに、見えない私は何故か咳き込んでいたという。感じないまでも、咳き込むという現象でなんらかのエネルギーは無意識に感じたようであった。
「聞得大君ジウォン」はこの場で、持ってきたエネルギーを空になるまで吐き出して、注入したのだという。概念的に言えば「掃除屋」であるらしい。

エネルギーを排出したからだろう。スープが飲みたいという。軽く昼食を済ませて、安須森御嶽に向かう。
登る直前にアイフォンを落としてしまい、裏面のガラスボディにヒビが入る。またしても物が壊れるという現象。これも陰の事前回収という事だろうか。
「聞得大君ジウォン」は、この山のエネルギーに喜び、ウキウキと登り始める。
彼女達能力者にはこういう聖地の山道において、足底に磁力的なものが作用するらしく、我々一般人よりも楽に登れるようになっているらしい。
途中の拝所で、過去にこの場で修行していたユタ達の想念を感知する。そして、もう一つの大きな洞窟の拝所にて、彼女に急にエネルギーのダウンロードが始まる。足がガクガクと震えてしばらく立てない状況であった。この段階で龍神の御嶽にて空になるまでエネルギー放出した意味がわかったという。この聖地のエネルギーを全身に最大級に注入するためだったようだ。山頂の手前に着くタイミングで、「ここは聖地です。」と言い、体の埃をはたき、心身を整える。そして、伊平屋島方向の拝所にて配置された霊石などの数を見て、何かのインスピレーションを得ていた。
山頂に着いた時にはすでに、山と自分が一体化した感覚になっているという。山頂に設置された拝所の場所も全てが分かる状態になり、見下ろす大石林山内にある御嶽のポイントも見えるという。カラスが出現し、山頂右側の拝所への案内もあった。「観察者ユリヤ」はこの奥の拝所がお気に入りである。

そして、私に密かに防御のためのリングを着けてくれたという。「聞得大君ジウォン」も装備しているフラフープサイズの金属製のようなもの。「観察者ユリヤ」も装備しているという。

最後に喜如嘉の七滝に行く。前日に「聞得大君ジウォン」にインスピレーションが沸いたポイント。彼女は駐車場に着くや否や、走り出して滝に向かった。その滝では20歳の青年が1人祈りを捧げていた。
「聞得大君ジウォン」は場の存在と会話し、場の存在にこの青年とコンタクトする許可を得てから、慎重にその青年とコンタクトをとる。どう言った存在か、ピリピリとしたチェックを、表面上ではわからないところでやっていたという。ペアリングと呼んでいるようだ。Bluetoothの機器を繋ぐような概念。安全を確保してようやく、離れた場所で待機していた私を呼ぶのだった。

その青年を「虹乃龍レキ」と呼ぼうか。「虹乃龍ミサキ」と同じ苗字をつけてしまった。私や「審神者マーシー」と同じく南城市に暮らす青年で、なぜか、この青年も、今日という日に、辺戸の龍神と、この滝に来たようである。
彼と小1時間話し込む。60代女性のカミンチュとツインレイであるらしく、2人で神事を共にしながらお互いを見守りつつ、過去のカルマ解消の学びを続けているという。神事に生きると20歳で決断したようである。彼は聞こえないし見えないのだという。しかし、自分の魂と対話を続けながら、ひっそりと、探求を続けているのだという。レインボーチルドレンの先駆けのように感じた。
彼の口から紡ぎ出される言葉は、淀みなく、「観察者ユリヤ」や「聞得大君ジウォン」と同質のものである。私の質問に対して、宇宙の成り立ちまでスラスラと答える姿に只々驚愕した。「高嶺善包」さんの著書「目醒め」に多大な影響を受けているのだという。「聞得大君ジウォン」は龍を防御として身に巻きつけて居る青年の姿を幻視する。七滝、七龍、つまり虹龍という存在であろうか。

終了と同時に雨が降り始める。韓国トップシャーマンの恐るべき能力の一端を垣間見せて頂いた日であった。
彼女は琉球時代の過去世の影響か、昨年から足繁く沖縄本島に定期的に通い、御嶽や聖地の浄化に身を捧げてくれている。そして、今は、お金儲けとは無縁な存在である。宇宙銀行から、彼女を始め、名もなき神事を行う存在達へ安心して動ける活動費が潤沢に流れ込んで欲しい。

2022年1月に入ってすぐ、「聞得大君ジウォン」は自分と近い存在の「観察者ユリヤ」と出会い、また今日、同じ言葉や概念を話す20歳の青年「虹乃龍レキ」に出会った。そして、安須森御嶽にて、何かのアイテムを受け取ったという。この一連の出来事は何を意味するのか。これから何が巻き起こるのであろうか。

この日には裏で、「微生物サトシ」からの連絡もあり、「尚真王ユウイチ」も交えての動きが始まりそうだ。また「久高島ユウカ」も1月末に沖縄入りすると連絡があった。さらに「九次元神官リル」も2月に「玉響ノボル」を連れて沖縄入りするという。私の審神者修行も怒涛の展開を見せ始めたのだった。

続く。

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