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Vol.54:「神夢名オシズ」と奥武島竜宮神

神事3日目。

朝、ホテルに「神夢名オシズ」と「遣脳師マユミ」をピックアップに行く。

私を入れて合計3人のはずなのだが、「神夢名オシズ」の守護者である聖徳太子と、沖縄現地ガイド役のなんらかの存在が乗り込んできたという。合計5人のツアーとなっていたらしい。

奥武島は魅力的な島であり、車で渡れる離島のうち、最も近い一つと言ってもいいだろう。
野良猫というか地域猫も多く、てんぷらが有名で、おやつがわりにてんぷらを買って浜辺で食べる人の姿をよくみる。
丸一日、遊び尽くせるくらいの魅力はあるといっていい。

まずは、奥武島の竜宮神。「聞得大ミキ」とビーチクリーンした場所でもあり、私的にはレムリア感満載のように感じる場所でもある。レムリアも今回のキーワードらしい。

奥武島竜宮神で参拝を終えると、現地ガイド役がウチナーグチで次はどこそこに行け、といっているという。

方言のクセが強く聞き取れないらしい。標準語で言ってくれる?と聞き返しているが、説明できない、というこの存在。この事実をもって、この存在が、昔の琉球の人であるのは間違いないなと、変な確信をしてしまった。

観音堂と言っている事がようやく分かり、奥武島観音堂に向かう。奥武島観音堂は、琉球七観音の1つとされ、その昔は黄金の観音像があったという。

観音堂に靴を脱いで昇殿し、丁寧な参拝を行う。そして、観音堂の周囲にある御嶽や神屋にも参拝する。

考えてみれば、巫女的な女性が沖縄入りし、何故か私に連絡をしてきて、一緒にいろんな聖地を巡り神々にご挨拶して回る。そんな事をやたらと繰り返している現象はなにゆえか。私が沖縄の聖地に精通してるわけではないのだが、何故かしら、私が既に参拝している箇所に沿って、何度も案内しているこの現象の意味はなんだろうか。琉球王朝時代の過去世のエッセンスの所以だろうか。
昔、巫女と共に、あちこちの聖地を巡っていたのかもしれない。そんな妄想を繰り広げる。

沖縄現地ガイドによると、次は、奥武島の西と東の御嶽だという。東の御嶽は竜宮神の近くにあった。少し分かりにくい場所である。ユタさんぐらいしか来ていない場所だろうと思う。丁寧にご挨拶。

途中で、天仁子乙女王御神と、奥武布袋大主の拝所にも参拝する。琉球神道の独特なマークのついた石碑である。この琉球神道の龍神系の拝所の謎は興味深い。

そして、西の御嶽に向かう。

西の御嶽での参拝を終えると、にわか雨が降り、すぐに止み、虹が出た。
「神夢名オシズ」いわく、龍神系の神事が終わると、龍が天に登るために晴れていようが構わず雨が降るという。そして、虹という形で姿を見せるらしい。

これは「ラーヤと龍の王国」においても描かれていた。真実であるかもしれない。あの映画は、スピリチュアルな人がこぞって観ているらしく、真実であるという説がある。

今日のメインの神事は、虹を見た事で完了らしい。一体、どういう事が起きていたのか、知るよしもないのだが。

続く。

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