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【断易総論】五行(各八卦)マトリックス


五行の相生相剋/相互関連図


ex. 「木」行(震宮 ☳・巽宮 ☴)の場合

・「木」が「火」を生ずる
 /「木」のエネルギーを火に『漏」らしている:漏気=六親五類〔子孫〕
・「木」が「土」を剋する
 /「木」のエネルギーは土を『剋』している:剋気=六親五類〔妻財爻〕
・「木」は「金」から剋される
 /「金」から剋を受ける:殺気=六親五類〔官鬼〕
・「木」は「水」からエネルギーを受けている
 /「水」から生じられる:生気=六親五類〔父母〕
・「木」=「木」
 /「木」は「木」を拱扶する:同気=六親五類〔兄弟〕

生剋の気の流れ、同気という「気」の性質の関係性で世界の構造を見極めます.
これが「六親五類」であり、上図のようになります.

以下、他の各八卦ごとにマトリックスを示します.


金行「乾宮 ☰・兌宮 ☱」


土行(坤宮 ☷ 艮宮 ☶)


火行(離宮 ☲)


水行(坎宮 ☵)

さらに、地支である爻の発動 ➡︎ 六親五類の生剋関係を示します.

:六親五類の生じる、剋して傷つける関係は、五行の生剋との関係と重複連動しています.

・父母が発動するときは、兄弟を生じ子孫を剋します.

・兄弟が発動するときは、子孫を生じ妻財を剋します.

・子孫が発動するときは、妻財を生じ官鬼を剋します.

・妻財が発動するときは、官鬼を生じ父母を剋します.

・官鬼が発動するときは、父母を生じ兄弟を剋します.


このように発動することで他に影響を与えていきます.

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