【発動】 ⑥ 合に化す

発動した爻が「合」になる十二支を化出した場合のことです.本爻と化爻が一体となり強くなりますが、「合住」を伴い、一時動きが止まりますのですぐに結果が現れてこないと見ます.この場合は動きを止めて入る化出した爻が冲する時、合住がただし剋合については力量によって作用の違いが発生する見方、発動爻が剋される側の五行である場合には旺相して「合」、休囚している場合は回頭剋とするという見方はそのまま採用します.

風山漸ー天山遯

⚊卯(官鬼)〈応〉
⚊巳(父母)
⚋未(兄弟)    → ⚊ 午(父母)
⚊申(子孫)〈世〉
⚋午(父母)
⚋辰(兄弟)

四爻の未が午を化出し「合化」しています.
合であり回頭生でもあります.
エネルギーが充実する動きを伴う、一時停止です.

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