【発動】 ⑤ 絶に化す

発動爻が自ら化出した爻が十二運の「絶」を出現させていることをいいます.
五行同士が真反対のものを化出することになり、「木・火」行の地支はさらに回頭剋を伴います.消滅の危機を表現している形になります.

例)地水師ー地火明夷

⚋酉(父母)〈応〉
⚋亥(兄弟)
⚋丑(官鬼)
⚋午(妻財)〈世〉→ ⚊ 亥(兄弟)【火:十二運は絶】
⚊辰(官鬼)   → ⚋ 丑(官鬼)
⚋寅(子孫)   → ⚊ 卯(子孫)

世爻についている午(火)が「亥」を化出しております.
火にとって「亥」は回頭剋であると同時に十二運にして「絶」です.

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