速聴(そくちょう)というもの
速読に似たものとして、速聴というのがあります。
速聴については、田中孝顕さんという著者の書かれた、2・3冊ぐらいしか、出版されていなかったように思います。
速聴ですが、速読とは違って練習は不要でした。
速聴は、練習で習得する技術ではなく、数倍速で再生のできる装置があれば OK!
速聴は、先生が超早口で、いつもの倍速ですすめている講義みたいなものです。
速聴は、全意識を集中して、高速で流れる音声を、必死で聴いている状態です。
頭脳が活性化されている感が半端でなく、能力開発にはとても役立つ感じがします。
今は、なんでもかんでも、YouTubeで手に入る時代です。
YouTube動画を視聴するときの再生速度を、1.5倍から2倍程度に設定するだけで 速聴 になるのです。
やらないのは、非常にもったいないです
私が始めた頃は、文章を自分で読み上げて、テープに吹き込んで、それをSONYのデジタル・ピッチ・コントローラーつきの、カセットテープ録再装置で聞いていました。
パソコンを使いこなせるようになると、暗記したい文章を、スキャナで認識して、テキスト化し、それを読み上げソフトで音声化したうえで、速度変更機能のついた再生ソフトで倍速ファイルにして聞いていました。
なんてめんどうな作業! と思われるかも知れませんが、
速聴には、速読にはない、大きなメリットがあると感じていたのです。
多分ですが、速読にも良い影響があると思いますよ。
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