10年後の社会を生きるための投資が必要なのです。
「自分の5年後・10年後について考えてる?」と友人に問われた。
不意の質問に私はその場で、「考えてはいるけど決まってはない」と答えた。
決まっていれば話は早いのかもしれないが、決まっていない(決めていない)のにも少しの理由がある。
それは、現代社会はすでに変化が激しく、今5年後・10年後のことを決めたところでそのときの社会は今とは比べ物にならないくらい変わった様相をしているだろうから、そのように変化していく社会に都度対応していくしかないからだ。
とはいえ、これは後付けの理由かもしれなくて、実際「決めていない」と自分で口に出してみて自分で驚いたところもある。
後付けの理由に「確かに」とは思うものの、それによって実際に今何をどれだけやればよいのか行動が決まるものではない。
何らかの到達したい目標を決めた上でバックキャスト的に今取るべき行動を決める方法は、今問題にしているような長い時間スケールでの行動計画においてはあまり意味をなさない気がしている。
むしろ、5年後・10年後についてはあえて抽象的なビジョンや、到達したいざっくりとした状態を掲げておき、それを実現するために必要そうな「投資」を今から地道にやっていくしかないのだろう。
それに加えて、今やりたいこと、気持ちが向くことをバランスよく取り組んでいくこともできたらいい。
自分が辿り着きたいところに行ける保証はない。しかし、目の前の物事に本気で取り組むことを地道に続けていれば、人は何者かにはなれると思う。それが自分の希望や意思と一致しない可能性は大いにあるが、人間の人生とはそういうことなのかもしれない。
では、せめてその「投資」にあたることをもう少し具体化しておくことを考えると、やはり、社会の変化に対応できるような汎用スキルを持っておくことは大事かもしれない。
特に現代では、AIにできないことを重要視した方が良いかもしれない。
それを私が学んだなりに簡単に集約すると、①言語性、②身体性、③社会性の3つの側面から語ることができそうだ。
これらを身につけるための地道な投資行動が重要になるだろう。
ちょっと応援したいな、と思ってくださったそこのあなた。その気持ちを私に届けてくれませんか。応援メッセージを、コメントかサポートにぜひよろしくお願いします。 これからも、より精神的に豊かで幸福感のある社会の一助になれるように挑戦していきます。