DAY13*あの水色の背景 #30Daysong challenge

最初"アンジャッシュ渡部 全番組出演自粛"の見出しだけ目に入ったとき、小さい子供のためにコロナ感染のリスクを避けて今は収録の場に出ないっていう決断をしたのかなあと勝手に内容を推測して、素敵だと思ってたのに実情はどうやら真逆っぽくてなんやねん、と思った。


13日目:1970年代の好きな曲

YELLOW MAGIC ORCHESTRA「マッド・ピエロ」(1979)

昭和の音楽は完全に守備範囲外で、大学の友人の中には結構詳しい人も多くて尊敬している。

70年代の音楽も数えるくらいしか知らないけれど、この曲は星野源Live Tour “Continues”(2017)でカバーされ、生で聴いて一発で好きになった。音楽そのもの、演奏、演出全てがカッコよすぎて、あのマリンバ叩く姿が脳裏に焼きついている。そしてこの日にようやく、"YMO"の正式名称を知ることになった。


恥ずかしながらそれまで、YMOがこんなにカッコいい音楽をやる人達だと思っていなかった。子供の頃見ていたテレビ番組の"昭和の名曲特集"の中で流れるYMOは、絶対「君に、胸キュン。」だったからだ。あのヤバい風貌のおじさんがヤバい動きしてるMVのやつ。本当にこの曲しか知らなかったから、当時はこんなのがバカ売れする昭和は狂った時代だと思っていた。(後から、これが本気の悪ふざけソングだったことを知る。悪ふざけでオリコン2位は確かに狂っていたのかも)

星野源を好きになってから細野晴臣との関係性を知って、細野さん作曲の「ただいま」を聴いたり「冬越え」のカバーを聴いたりして少しずつ本当の細野さん、YMOの姿を知っていった。バナナムーンGOLDのオープニングの曲もか!とびっくりしたり。

テレビがインパクト重視なのはわかるけど、本当にカッコいい音楽も少しは教えてくれたらよかったのにと思う。だから今、「おげんさんといっしょ」で各々が本当に好きな音楽の話をしてるところを見ていると、良い変化だなあと思って嬉しくなる。「関ジャム 完全燃SHOW」の蔦谷好位置・いしわたり淳治・tofubeatsが本気で選んだ年間ベスト10曲紹介する回も超楽しかったしな。




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