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DAY19*いいところに引っ越せた  #30Daysong challenge

家にあった置時計を倒して壊してしまってから数日、家にいるとすごく眠くて時間を吸い取られるようにずっと眠っている。このまま放置するの良くない気がするので、早急に新しい時計を買いたい。


19日目:人生について考えさせてくれる曲

Helsinki Lambda Club「引っ越し」


否応にも人生を考えさせられた2019年、歌詞が全部自分のためにあるような気がして、ずっとこの曲と、この曲が入ったアルバム『Tourist』と一緒にいた。もちろん今でも。


仕事に行けなくなって、しばらく本当に何もしない日々が続いて、ごはんは食べないとと最寄りのコンビニに行っても何を食べたらいいかわからなくて迷子になったりしていた。

ずっと周りに優秀な人の姿がたくさん見える環境で過ごしてきたこともあって、仕事だってもし別の人がやっていたら上手くやれただろうなとか、自分じゃなかったら今も普通に働き続けてるんだろうなとか考えて、この先人間を続けていくことの自信をかなりなくしてしまっていた。世の中にはもっと大変な環境でも頑張っている人が山ほどいるのになんてショボいんだろうとか考えたり。すっごい周囲と自分を比べてしまうクセがあってズブズブ思考の沼に沈んでいったのだけど、まず自分が心地よく生きられる場所を自分で探そうって思わせてくれたのがこの曲だった。

休んだ後も、当然元の職場に戻るだろうと親にも職場にも思われていたけど、自分の中ではまたすぐ息ができなくなるのが見えたから、この曲にも背中を押されて新しい生きる場所を探して、今のところ元気にやっていけている。


最近でも、一人同じテーマについて考えている時期に『午時葵』がリリースされて、同じタイミングでヘルシンキの価値観も得る、という経験があった。ヘルシンキの音楽は多分これからもずっと聴いていくんだろうなと思っています。薫さんの考えることをもっと知りたくて、noteの楽曲解説の記事も毎回楽しみに読んでいます。歌詞の解釈は人それぞれな面ももちろんあるけど、音楽を作った人の想い・考えは一つの答えとして知れたら嬉しいという気持ちがあります。使われている固有名詞から、知らない世界を知ることもできるし。(Mr.Childrenの歌詞で『ショーシャンクの空に』を知って観るきっかけになったことが原体験。)最近は、クロノスタシスをバックにハムちゃんが走り回るインスタのストーリーも密かな楽しみになっています。





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