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パトゥムタニ日記vol.40〜カブトムシ観察記〜

庭でカブトムシのオスに遭遇しました。
びっくり!!!
タイに長年住んでいますがカブトムシのオスを見つけたのは初めてかも。
メスはよく見かけます。
暑季の頃、その辺でころんとひっくり返ってじたばたもがいています。
(なんか、タイのカブトムシってとろい。。。)

あまりにもメスしか見ないので、タイのカブトムシは
オスもツノが無いのかと思っていたくらいです。😅
カブトムシの雄雌の比率は4:6 くらいだそうですが
少なくとも我が家の周囲では1:1000です。絶対。

タイのカブトムシはヒメカブトムシという小さめの種だそうです。

これはメスも同じですが、手に乗せるとひしっという感じで指にしがみ付いて
かなり痛い。
そしてジェーというかギェーというか。アヤシイ声で鳴きます。
かなり大きな声です。


そんなに抱きつかなくても。



昭和40〜50年代とは言え、街中に住んでいた私は
子供の頃にカブトムシとりに出かけた覚えはありません。
せいぜいラジオ体操に行く途中で見つけるくらい。
せっかく捕まえて子供同士見せびらかしても、メスだと
「なんだ、ババじゃん」
メスのカブトムシは“ババ”と呼ばれて、価値なしと見做されていました。
学校帰りに露店で売っているカブトムシも
オスが200円か300円くらいで、メスは確か50円くらい。

今になって思うと、メスのあの軽んじられ方は
ちょっと釈然としない気もしますが
ツノを突き合わさせて遊ぶのも、糸をつけてミニカーを引っ張らせるのも
メスじゃしょうがないし。
カブトムシとかクワガタって、ビジュアル的に、オスの方が絶対カッコいいし。

それでもメスも売っていたという事は、番いで飼った子もいたのかしら。

小さくてもやっぱりカッコいい!
庭の緑が映り込んでナスみたいな色になりました

子供の頃は平気だったのに、大人になったら虫に触れなくなった
という人の話をよく聞きますが、私は逆。
日本にいた頃は虫なんて別世界の生き物で、何の関心もなくて、
触りたくもなかった。
それがこの家に住んで、どんどん身近になっています。
カマキリもミミズもカブトムシの幼虫も素手で触るし、
昆虫食も普通だし。
ゴキブリもムカデも蛇も、自分の身を守るために、ちゃんと自分で退治します。


多分、日本にいたら、いや、バンコクに住んでいたら
絶対ダメだったろうと思いますが、
この家で毎日 土を触っていて、それが普通になりました。
(家族からは『野生化した』と言われています)


本日もお読みいただきありがとうございました。

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