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【タロット編】直感で当てはめリーディング

倉敷Penny Laneのまゆみです。
おかげさまで最近、新しくタロットの生徒さんが増えまして、楽しくレッスンさせていただいています。

今来られている生徒さんは、いずれも、ご自身でデッキを買って、本を読んだりYouTube等で動画を見たりしていた人たちばかり。
ですので、カードの意味合いはまあまあ入っていて、初回からとても上手にカードを読んでしまうのですが、逆にそれが自由な直感的リーディングの妨げになっているのかな?と感じる時もあります。カードの意味に囚われて、逆に苦しくなってしまっているような…。

そんな時は『当てはめリーディング』をやってみてもらっています。
この方法ですと、カードの意味を知らない全くの初心者でも読めてしまいますし、どうしても頭でカードの意味を考えすぎてしまっている人にも、そこから離れるアプローチ方法としてやってみてもらえたらと思います。

まずは、カードへの質問を決めますよね。
この時、質問の主人公をしっかり決めておきましょう
自分のことを占うならもちろん自分が主人公、他者を占うのであれば、通常はその質問者になります。
『片思いの彼の気持ちが知りたい』なんて場合は、その彼を主人公にして読むこともできますね。
更には、その質問にはどのような登場人物が出てくるかも、ざっくり整理しておいてくださいね。恋人、家族、職場の同僚など。

そして、自分のやり方・スプレッドでOKですのでカードを開いていきます。

そうしたら、出たカードに描かれている人物や動物に、登場人物を当てはめていきましょう
これは完全に瞬間のひらめきでOKです。
きっと読む人によって、当てはめる人物が変わってきます。自分の直感で決めて下さいね。

当てはめたら、関係性の中でどのようなシーンかをイメージすることで、カードからのメッセージとして読んでいきます。

具体例をご紹介します。
実際に先日、レッスン中に生徒さんが出したカードです。
(リーディング結果は一例です)

質問は、
『タロットカードの勉強と家事を両立させるにはどのようにすればよいか?』
です。この場合、リーディングの主人公はタロットの生徒さんでありご家庭ではお子さんもいらっしゃる女性です。
登場人物には、ご主人とお子様が考えられます。場合によっては近しい家族や、一緒にタロットをしている私(先生)も登場し得るかも。

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このように出ました。右より、
【過去・原因】太陽
【現在・今出来ること】正義
【未来・アドバイス】隠者

生徒さんは、カードの意味に沿って、最終のアドバイスとなる隠者のカードを、『自分の内面と向き合って結論を出すべき』と読みました。
太陽のカードと正義のカードははっきりとはしないながらも『ここまでしっかりやって来ている』という感じで読んでいたと思います(ちょっと記憶があいまいです)。
もちろん、これでも間違いではありませんが、質問の『どうすれば両立できるか?』に対しての具体的なアドバイスとしては、漠然としすぎている印象がします。

これを、私が直感で当てはめリーディングにしてみると以下のようになります。

太陽のカードに描かれている子供を、まさに生徒さんのお子さんに当てはめると、両立のキー(問題点)は子育てと読めます。子育てをおろそかにしたくない気持ちの表れともとれます。

隠者には、まさにタロットを勉強している生徒さんの姿が重なります。
蛍雪之功のよう。
最終的には、一人で集中して勉強出来る状況をしっかり作りましょうというアドバイスでしょうね。
それは、お子さんが寝静まった夜かもしれませんね。

正義のカードに描かれている女性裁判官も、生徒さんの姿でしょう。
子育てをする時間とタロットの勉強をする時間をきっちりと分けて、ルール作りをしていくことで両立可能だ…と読みました。
スプレッドのポジションを飛び超えて、この3枚の並びのビジュアルからも受け取れますね。天秤でバランスをとるべきなのは、子育てとタロットの時間。

これでアドバイスの骨組みはほとんど出来上がりました。
後はそれに合わせて、分かりやすく膨らませながら伝えればOKです。

家事の中でも子育ては自分でもおろそかにしたくない部分なので、お子さんが家にいる時間は今まで通り気を配っておき、そのほかの家事(掃除や炊事など)はちょっとだけ手抜きをさせてもらったり協力してもらったりしてもよいのでは?。家事の中でも子育てにフォーカスしておきましょう。
そして、1日の中に独りで集中してタロットに取り組める時間をしっかり組み込むような、そんなルーティンを意識的に作りだしていきましょう。お子さんがいない時間、特に夜にお子さんが寝てしまってからの時間が、集中して取り組める時間になりそうです。

こうなると、最初にカードの意味合いに忠実に沿って読んでいった場合よりも、具体的かつ現実的な答えになってきます。
しかも、本来のカードの意味にまあまあ近いところで落ち着いてきます。

質問や現実は不動です。
自分が知っているカードの解釈ありきで(解釈を固定してしまって)、質問の方を照らし合わそうとしてしまうと、どうしてもリンクしてこなくなってきます。
逆に、質問の方へカードを柔軟に沿わせていくイメージで、カードの守備範囲を広く持っておいた方が、腑に落ちるメッセージになってきます。

カードの概念や解釈は、すべて絵柄の中に描かれています。
ですので、そのまま当てはめてしまえば、自然とカードの概念に沿いながらも、現実的なリーディングが出来ると思います。
オラクルカードでも同様のアプローチで、当てはめリーディング可能です。

質問とカードの解釈がしっくりと結びつかない時は、このカードの人物は誰の事を指しているのか、当てはめて読んでみてくださいね。

タロットって上手く読めた時って、よくある人生相談のようなフツーで真っ当なアドバイスになったりするものです。

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Penny Lane まゆみ
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