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官能散文詩「悦楽の輪廻〜赤の脈動〜」

女は生きながら生と死を繰り返す。

魂の触れ合い
体液の交換を赦す者と分かつ
生から死へと向かう過程にのみ得られる
瞬間的な赤の脈動のために…

息絶えても呑み足りず、
肉体が朽ちるまで求め続けるもの。

表裏は一体。悦楽の輪廻。
私は相反するものに世界を見出したい。

2022.10.25記

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