「ぬくもり」のサプライズでリピート商品をつくる。【企画のネタ帳】
モノを販売するプロセスは、まず知ってもらう、買ってもらう、リピートしてもらう。である。
いくら自信のある商品を開発したとしても、まず知ってもらえなければ買ってもらえない。そして、買ってもらえたとしてもリピートしてもらえなければまた振り出しに戻り、再び新しいお客さんに知ってもらうところから始めなければいけない。
難易度の高い商品は、‟深く”愛してもらう
今日は「リピート」の話をひとつ。
ぼくは以前、オーガニック野菜をネットで販売し、宅配する会社で働いていました。そのとき担当していた商品のひとつに、とある九州の農家さんの伝統野菜セットがあり、日本の昔ながらの種と野菜を守り継いでいるその農家さんにとても惚れこんでいました。
しかし、それらの伝統野菜はどうしてもある意味控えめで派手さのない野菜たちばかり。たくさんある‟売らなければいけないほかの商品たち”に比べても、確実に目立たない存在でした。
なんとかしてもっと日の目を当てるには?
そこでぼくが考えたのは、この野菜セットを最強のリピート商品にする、というものでした。
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