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大人のための平仮名連綿手本

ご好評いただいている平仮名連綿(つづけ字)手本が、ダウンロードしてご購入いただけるようになりました。

平仮名の連綿(つづけ字)の手本(ペン字)です。簡単な書き方解説(ペンを止めるところを明示したもの)付きです。

連綿は、平仮名と平仮名をただ線でつなげばいいというものではありません。「なんとなくこうだろう」と思って書いている人も多いので、自己流になりがちです。私は、ペン字を始めた約10年前に、師匠から「手本を見て練習した連綿以外は、絶対に使わないように」と釘をさされていました。当時、連綿手本のようなものは持っておらず、色々な教材から連綿を探してきて練習を繰り返していました。

そういう練習の経緯があり、よく使う連綿を集めた手本があればと思っていたことと、通信添削講座の受講生からのご要望があったことがきっかけで、平仮名の連綿手本を今から3年前に作成しました。

3年間は、郵送でお届けしていたのですが、このたび、より多くの方にご利用いただけるように、ダウンロードしてお求めいただけるようにしました。

ぜひご利用ください。皆様の練習のお役に立てましたら光栄です。


【内容】

・から

・ある

・いる

・しく

・して

・おり

・られ

・それ

・まし

・たし

・この

・その

・なく

・です

・ます

・います

・ように

・ことは

の連綿手本を載せています。

よく使う連綿ばかりですので、覚えておくと大変便利です。

普段の手紙などはもちろん、硬筆書写検定の縦書き課題などにも活用できます。

集中的に練習してもいいですし、実際に書くときの参考にするという活用の仕方もあります。


【私の連綿手本の特徴】

・中心線(点線)を入れていますので、連綿線の動きがよく分かります。

・すべての連綿において、ペンをどこで止めるかを明示しています。一応の目安ではありますが、止める場所が分かれば、連綿が形よく書きやすくなります。ぜひ参考にしてください。


【注意点】

・手作りの手本ですので、手作り感があります。

・手本と、簡単な解説は、どちらもコピーであり、肉筆ではありません。

・PDFファイルからダウンロードしていただく形です。


【これまでいただいたご感想(ほんの一部です)】

・ペンをどこで止めるかが分かるので練習しやすいです。

・「ひっぱられるイメージ」など、表現が分かりやすく、やはり連綿はそうやって勉強していくものだなと思いました。


【連綿練習にあたってのアドバイス】

平仮名連綿の練習は、平仮名単体をある程度練習してからがおすすめです。私の平仮名表は、こちらの記事からお求めいただけます。

・練習用紙は、必ず中心線の入ったもので練習してください。どこに中心があるかを把握することが、連綿を制する上で大事になってきます。

・連綿の長さに注意してください。概して左に引っ張りすぎる方が多いです。

・連綿した後の字の位置に注意してください。連綿した後の字が左に寄りすぎる方が多いです。

・字の大小をよく見ましょう。例えば「この」の連綿でも、「こ」と「の」を同じ大きさで書くわけではありません。

・どこでペンを止めているかを確認しましょう。私の連綿手本は、どこでペンをとめているかを書いています。必ずそれに従わないといけないことはないですが、運筆する上で参考になります。

・連綿は、ちょっとしたズレが大きな違和感を生みます。最初は、手本を上から何度もなぞって練習するのも効果があります。まずは、思い込みに気づくところからスタートです。

・連綿手本で練習した後は、実践してみてください。普段の手紙などでよく使うものばかりです。最初のうちは、手本を横において練習してみてください。

・連綿を多用しすぎると、うるさくなります。それとなく文章の中できかせることが大事です。


【記事の内容】

・連綿練習用紙(1枚)

・連綿手本(1枚)

・連綿手本の解説(1枚)

計3枚のプリント(PDFファイル)となります。


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114字 / 3ファイル

¥ 1,200

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