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地鎮祭‘前‘のあれこれ

地鎮祭といえば新築工事の着工前に土の神様へのご挨拶をする大事な儀式ですね。お施主にとっては一生に一度の機会になる方も多いと思います。
そのため不備の無いように段取りを進めて行きます。

いつもは成田山にある熊野神社へ地鎮祭をお願いしておりましたが
今回の地鎮祭はお施主様より地元の神社にて地鎮祭を執り行ってほしいとご要望があり地元の神社へお願いすることとなりました。

いつもお願いしている熊野神社ではすべて用意してくれるため私たちはテントのみの用意でしたがこちらの神社では神社が用意するものと建築会社とで用意するものがあるということが神社との打ち合わせ際わかりました。

私たちが用意するものとしては
四方に立てる竹、荒縄、紙垂(しで)、盛り砂となります。
・竹は地鎮祭当日付近にホームセンターなどで購入。
・荒縄と紙垂は通販サイトで購入可能。
・盛り砂もホームセンターなどで購入可能。
と考え取り急ぎ荒縄と紙垂を通販サイトで発注しました。
ここで紙垂が何かを写真で説明しておきましょう。神社で教えてもらうまで名前がわかりらず少し焦りましたね。

これの紙が紙垂(紙垂)

地鎮祭当日3日前そろそろ竹を購入する場所を定めておこうと思い、ホームセンターや花屋さんへ連絡しましたがどこも取り扱いがない。。。!
やばい!ネットで購入しようにも納品日の2週間前に発注が必要というところが多い!
イミテーションの物は大量にネットでできますがイミテーションは嫌です。
ネットを回遊しまっくっていたらジモティーにて竹林の伐採をしているのでほしい人いたら取りに来てくれたら孟宗竹でよろしければ無料であげます。との投稿を発見。(孟宗竹?竹ならどれも同じだろうと思い、、、)
すぐに投稿者へ連絡を取り、会社から車で1時間程離れている現地へ向かいました。
現地を見ていると立派な竹がたくさんあります。しかし地鎮祭で使用する竹にしては大きすぎると思い、竹についてリサーチしたところ竹にも何種類かあるんですね。(日本には約150種類以上!)
地鎮祭で使用するものは笹竹とのこと。七夕にも使用されるこれですね。

笹竹

現地に行って生えていた竹はこちらの孟宗竹(もうそうちく)です。
やはりほしい竹とは全然違う。
タケノコといえば孟宗竹。よくぐい吞みや流しそうめんなどに使われる種類とのこと。

孟宗竹

先っちょを切ればしようできるのではないかと思い現地の作業員の方に先っちょを切ってもらい確認したところほぼ同じでは?

見た目はほぼ笹竹と同様の孟宗竹の先っちょ

4本ほど見繕い、余計な枝をのこぎりで切り落とし、現地の方へしっかりとお礼を申し上げてから車へ積み込みました。

見た感じは笹竹とかわらない孟宗竹の先っちょ

意気揚々と事務所に運びいれました。
しかし1日経過すると、、、幽霊屋敷で使用されるものですか?と
自問してしまいそうな状態に。たった一日でここまで雰囲気が変わってしまうのです。葉は変色し、丸まってパリパリになり、枝も変色してしまいました。
地鎮祭当日まであと2日もあるのにこれでは絶対にダメだ!
ということでスタッフにも協力してもらい新たな真の笹竹をさがしました。

事務所に到着したばかりの状態↑
一日経過した状態↑

すると川崎市の持田竹材店というお店が!早速電話で明日受け取りに行きたいと伝えたところ快諾してくれたではありませんか!ありがとうございます!
ということで地鎮祭前日の昼過ぎに川崎まで車を1時間程度走らせ受け取ることができました。
そのまま地鎮祭を執り行う現地へ行き、無事準備ができました。
やはり地鎮祭は笹竹ですね。太さ、葉っぱ、バッチリです。

そして地鎮祭当日も滞りなく執り行うことができました!

最後に一つ注意点を!
紙垂(しで)にも大きさがあるということをお忘れなく!
小(18センチ)、中(27センチ)、大(30センチ)があるので
中のサイズを選びましょう!

今回初めて地鎮祭前の段取りをしましたが初めてのことは失敗を経験できますし、調べるし、勉強になることが多いので楽しいですね。

地鎮祭当日

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