【日記】やぁ、それでもやるぞ

職場の後輩にHASAMI Groupという音楽グループを教えてもらい聴きはじめた。いてもたってもいられずのどこかのだれかになにかと叫びたいのだけれど（あいにく後輩ともしばらく会わないのだ、会ったら覚悟しておいてほしい）、SNSからは遠ざかり、定型フォーマットの依頼文かお礼メールしかならべていない毎日なので、なにをどうしたらいいのかわからない。検索にヒットしたnoteの記事を読んでは聴き読んでは頷いて、すごいなもう拝むしかない。子を習いごとに連れていく電車の中でも、小さい方がキラキラした声でポケモンの中でいちばん強いトレーナーについて語ってくれるあいだも、イヤホン越しにそうだねと笑いかけていたら１日が終わってしまった。今日はクリスマスイブなのでサンタクロースのお手伝いをする。本当なら楽天市場の感謝祭で食洗機のリンスの買い置きと洋服とタイツも買うのだった。なにより眠い。
最近のパソコンはできる子なのでパスワードもちゃんと覚えてくれている。2年以上前の記事が目の前に開かれ、圧倒的なプレッシャーを放つ白い画面もあらわれた。日記なんて自分のスマホにメモっとけよってそりゃそうなんだけどさ。
「出会ってしまえばこっちのもんだ ふいに悲しくなってもそれでも」

今年は「偶然」について考えをめぐらせた１年だったと思っていた。宮野真生子さんと磯野真穂さんの「急に具合が悪くなる」を読んだのがきっかけで。でもそれはたんなる思いこみだ。2年以上前に自分の書いた記事を今日読んで、すっかり忘れていたその時の気持ちを少し思い出した。今年だからとかそういうことではない。つづけることはできないけれど、変わらない柱もある。つづけていく人のまぶしさを拝み、おかげでこっちもすこしだけ光らせてもらってやれることをする。
うれしい。