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激ムズ! 超難読な合体漢字クイズ 【第2弾】


こんにちは。

毎日ペンギンクイズです。

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まえおき

突然ですが、2004年ごろからレギュラー放送されていた『脳内エステ IQサプリ』というクイズ番組をご存じでしょうか?

『IQサプリ』は、ひらめきを必要とするクイズを主に取り扱っていた番組で、答えに納得しなかったときに投げられるトゲのついたボール「モヤッとボール」でもおなじみです。


『IQサプリ』をよく観ていた私は、この番組の中でも「合体漢字」というコーナーが特に好きでした。


合体漢字というのは、複数の漢字(たまに「ノ」のようなカタカナも混ざる)を組み合わせて熟語を作るという、漢字力・パズル力が試されるクイズです。

例

(上・合体漢字の例 漢字の一部を小さくしたり、軽く変形させたり、回転させても良い)


……というわけで、今回の記事では合体漢字を出題、と思いましたがそれだけでは芸が無いので難読の要素をプラスして「難読合体漢字」なるものを作りました。

難読合体漢字とはその名の通り、完成する熟語が難読になっている合体漢字です。

「難読漢字が苦手!」という方は、この記事をきっかけに読める漢字を増やしてみてはいかがでしょうか?

問題は全5問です。


(前回の記事)



第1問(2字熟語 難易度 ☆☆☆)

問1

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+


+


+


+


+


+

答えは「顰蹙(ひんしゅく)」です。

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「顰蹙」とは、不快に思って顔をしかめたり眉をひそめたりすることで、不快感を与えるようなことをして嫌われたり軽蔑されることを慣用句で「顰蹙を買う」などと言ったりします。

ちなみに、この漢字を手書きする際、「顰」に含まれる「卑」と「頻」はいずれも旧字体なので注意が必要です。とはいえ、あまり手書きすることは無いでしょうが……。



第2問(3字熟語 難易度 ☆☆☆☆)

問2

+


+


+


+


+


+


答えは「鴨脚樹(いちょう)」です。

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イチョウは、……説明するまでもないとは思いますがイチョウ科に属する落葉高木のことで、その種子が「ギンナン(銀杏)」と呼ばれることでも知られます。

漢字では「鴨脚樹」のほかに「銀杏」「公孫樹」とも書かれます(「銀杏」は「ぎんなん」、「公孫樹」は「こうそんじゅ」とも読む)。


この「鴨脚樹」という書き方は、その葉っぱが鴨(カモ)の脚に似ていることが由来とされています。



第3問(2字熟語 難易度 ☆☆☆☆☆)

問3

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+


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+


+


+

答えは「蘿蔔(すずしろ)」です。

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スズシロとは、ダイコンの別名のことであり、「春の七草」の1つとして数えられることで有名です。

また、漢字では「蘿蔔」のほかに「清白」とも書かれます。


ちなみに、「鬌」という漢字も「すずしろ」と読めますが、これは植物のスズシロではなく子どもの髪型のことを指します。しっかりと使い分けましょう!



第4問(2字熟語 難易度 ☆☆☆☆☆)

問4

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+


+


+

答えは「酸漿(ほおずき)」です。

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ホオズキはナス科の多年草で、提灯のような形をしている、赤く熟した萼(がく)で知られます。

ホオズキ

(上・ホオズキのがく)

また、漢字では「酸漿」のほかに「鬼灯」とも書かれます。


ちなみに、合体に使った「兀」は「コツ、ゴツ、たか(い)」と読み、「兀兀」と書けば「こつこつ」と読めます。

また、「將」は「将」の旧字体です。



第5問(2字熟語 難易度 ☆☆☆☆☆☆)

問5

+


+


+


+


+


+

答えは「蒼氓(そうぼう)」です。

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「蒼氓」とは人民のことを意味し、民を青く生い茂る草にたとえた言葉です。

ちなみに、第1回芥川賞の受賞作石川達三(いしかわ たつぞう)の小説『蒼氓』で、ブラジル移民の話題を中心として描かれています。



おわりに


全5問、お疲れ様でした!

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それでは、また別の記事でお会いしましょう!


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更新履歴
2021/11/02 タイトルを修正 本文加筆