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シン・エヴァンゲリオン劇場版を見た感想

公開初日にシン・エヴァンゲリオン劇場版を見に行くことができたので自分なりの感想を述べたいと思います。

私は、コロナでの自粛期間中にエヴァンゲリオンのアニメ、旧劇場版を見た人間なので、ファン歴はまだ3ヶ月ほどです。

そんな自分が思ったことを素直に書こうと思います。

もちろん多少なりともネタバレ要素あると思いますので、まだ見てないという方は自己責任で記事をご覧ください。

まず、映画を見終わって思ったことは…「よかった」です

わからない用語が多く、いわゆる伏線回収というやつが全てできていたのかはちょっと理解が追いつかなくて分かりませんが、まあそんな分からないことがあるのがエヴァンゲリオンの魅力でもありますもんね。

具体的になにが「よかった」のかというと、シンジが自分なりに答えを見つけて前を向いて生きようと決意できたことです。

エヴァにはもう乗らないという気持ちだった序盤から、終盤では自分から乗るという決心をし、父であるゲンドウとの落とし前をつけることができた。

「涙を流しても誰も救えない、救えるのは自分だけ」(こんなセリフだったっけ?)というシンジのセリフにすごく心を打たれました。

紆余曲折ありながらも、シンジは父であるゲンドウの弱さと向き合って、ゲンドウも自分自身の弱さ、そしてシンジの成長に気付かされる。

これまでお互いの間に高すぎる壁があったけど、ここでその壁を壊すことができた。そしてシンジが母であるユイの愛情に気づくことができた。

その上で、シンジはエヴァのない世界を選び、現実の世界を生きることを決意できた。

謎が残っている部分はあるかもしれないけど、とにかくシンジが前を向いて、生きる決意をしてくれてよかったです。

また、全てのエヴァンゲリオンにさよならを告げた上で、ラストシーンで大人になったシンジが現実世界に飛び出していく描写を見て、ファンの方にエヴァから卒業して現実世界を前向きに生きて、というメッセージを感じました。(いろんなファンの感想を見ましたが、この感想にすごく共感できました)

そして、ユイとゲンドウ、ミサトさんの親としての愛情を感じられるシーンで涙が出そうになりました。各々愛情表現の仕方は違いますが、親の愛情は偉大だなと考えさせられました。

私は映画館にほとんど行かない人間なので、久しぶりに映画館で映画を見て楽しかったですし、もう一回、この作品を見に行こうと思います。(単純に面白かったし、わからない部分を確かめるためにも)

素敵な作品に出会えてよかったです。
エヴァ終わってしまったなという悲しさもあり
無事に完結したという嬉しさもあり
続編があれば気になるという気持ちもあり
でもこのハッピーエンド終わって欲しいという気持ちもあります。

いずれにせよ、コロナで大変な世の中でも感動を味わえて感謝です。

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