最近のわたし
好きな脚本家の映画公開日、
好きなアーティストのアルバムリリース、
気になってた展示会の期間。
当たり前に把握していて、
「絶対逃さない」どころか
「待ち遠しい」ものだったのに
「いつのまにか過ぎている」になっていた。
その“変化”すら、後になって実感する。
最後に観た映画は心に残らなかったのだろうか。
この前のアルバムは埃をかぶったまま、おそらく本棚に。
去年の展示会は隣の人が飽きちゃって散々だったかな。
劣化したのは、わたしの感性か、
それともコンテンツか。
きっとどちらも正解で間違いで。
確かなことは今のわたしと交わりが悪いということ。
必要ではないということ。
それだけなのに、自認した途端から押し寄せてくるこの寂しさはなんだろう。
トランスモデルチェンジ。
もう、数年前のわたしではないわたし。
この感情を手元のビールで流し込めるだろうか。
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