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名探偵コナンTCGの基本的な思考と各色の特徴

割引あり

こんにちは、どんかファミリー探偵団です
今回は発売から1週間以上経った名探偵コナンTCGの基本的な思考と各色の特徴についてまとめていきたいと思います
基本的な思考については全文無料、各色の特徴については反響の大きかった黄色については全文無料、その他は対象のポストをリポストで無料になっていますので、ぜひ全文お読みください


基本的な思考

ゲームの展開は3つの段階に分けられる

名探偵コナンTCGは大きく3つの段階に分けられます
1.最初の2ターンの定石的なプレイ
2.3ターン目から8レベルを出し合うまでの中盤を支える
3.相手が事件解決をしないか考えながら最低限のカードで相手の盤面を取りながら自分の推理を貯める
1つずつ解説していきたいと思います

1.最初の2ターンの定石的なプレイ
まず名探偵コナンTCGの基本的な考え方ですが、後半の相手の証拠を取るにも、相手のキャラを取るにもキャラが必要になります
よって、キャラを毎ターン置けるかどうかが大切になります
そのため、最初の2ターンはおけるキャラも限られているため、現段階で十分な定石が確立していると考えられます
現段階で考えられる先攻の定石から解説します
<先攻>
1ターン目に出せるキャラは2レベルのAP1000、カットイン+2000のキャラしかいません
どの色にも2種類あるので、5−6枚採用し、先攻時には確実に出せるようにしたいです
2ターン目はアシスト込みで4レベルまで出すことができるので、どのデッキでもできる1番強いプレイとしては4レベルのAP4000のサーチキャラを出すことが考えられます
他のプレイとしては3レベルのキャラとパートナーの推理も考えられます
ともかく、2ターン連続でキャラを出すというプレイが定石となります
<後攻>
こちらも同様に1ターン目にキャラを出すことが大切になりますが、相手がキャラを置いた場合はミスリードを置くのが1番強い動きになります
相手がキャラを置いていた場合は、自分が2ターン目推理をして2レベルキャラを置けていたとしても、相手の盤面のキャラがいる場合、先攻2ターン目が以下のような動きになってしまうため、負け進行になりやすいです
[先攻2ターン目]
2レベルのキャラで事件にアクション
→ブロックされなければ、証拠を減らして増やすことができる
→ブロックされた場合は、カットインAP+2000をすることで確実に相手のキャラを取ることができる
その後AP4000の4レベルキャラを横に置くことができれば、相手のキャラが残っていたとしても、自分のキャラへのアクションをガードすることができ、盤面を有利に進めることができます
したがって、相手の先攻1ターン目に対する1番の有効的なキャラだしはミスリードのレベル3キャラ出しになります

2.3ターン目から8レベルを出し合うまでの中盤を支える
ゲームへの理解が進むにつれて、先にレベル8が切れてしまうと負けに直結するということがプレイヤー間で共通理解になると自然とレベル8を出すのをギリギリまで待つというプレイが定石になると思います
となるとレベル8を無理やり引っ張らせる必要があります
そのためには、放置することのできない強い盤面を作る必要があります
したがって強い盤面を作ることができるレベル5からレベル7のキャラをデッキに組み込む必要があります
また、レベル5から7にはもう一つの役割があります
それはレベル8を使わずに相手の盤面を処理し、相手のレベル8を先に出させることです
相手の盤面を処理することができるレベル5−7を採用することでレベル8を温存しながら相手の盤面を処理できるので、処理札の枚数差を付けることができます

3.相手が事件解決をしないか考えながら最低限のカードで相手の盤面を取りながら自分の推理を貯める
現在のカードプールでは盤面以外から証拠を貯めるには基本的にファイルが7枚必要です
そこから逆算することで、盤面を最低何枚取らなくてはいけないのかを計算することができます
また、基本的に1度作った盤面を相手に返されることを念頭に置いておく必要があります
なので自分のレベル8を含めた盤面をレベル8で返されると思って最低限の枚数で処理を行う必要があります
相手がどのような盤面を形成する可能性が高いかは採用カードによって少し違いますが、レベル8が2面立つことが多いということを念頭に置いておきましょう
また、レベル8を連打する動きが強いことがほとんどなので、ファイルを6枚未満にしないように気をつける必要があります
6枚あればオートフェイズの2枚とアシストを含め、ファイルが9からスタートするのでレベル8を2枚連打することができます
時には全処理ではなく、最低限の消費で済む盤面処理に抑えることも大切になります
実際に何枚をキープするかはデッキのコンセプトとの相談になりますが、ファイルが5枚以下になると迅速も出せないため、相手にかなり余裕を与えてしまうので、基本はしないほうがいいです

推理とアクション、アシストの順番を考える

相手の場にミスリードがいる場合や、APが高めのキャラがいる場合は推理やアクションの順番を考えることでゲームを有利に進めることができます
例えば、自分の場にAP1000とAP4000のキャラがおり、相手の場にAP2000のミスリードキャラがいた場合を考えてみましょう
この時、AP4000から推理をした場合、相手は他にアクションできるキャラがAP1000のみのため、カットインAP+2000を持っていれば確実に守れるのでミスリードを簡単にすることができます
一方で先にAP1000のキャラから推理することを考えましょう
この場合はAP4000のキャラがにらみをきかせているため、相手は簡単にミスリードができません
ミスリードをした場合はAP4000のキャラにアクションされてしまうからです
さらに、AP1000のキャラがの推理が通った場合はAP4000はアクティブのままターンを返す、相手の事件にアクションするといった推理以外の選択を選ぶことができます

上記の返しのターンを考えてみましょう
自分の場にはAP2000のキャラ、相手の盤面にはスリープ状態のAP1000のキャラとアクティブ状態のAP4000のキャラがいます
この時、先にレベル4のキャラを出したり、パートナーが推理してしまうとレベル5の突撃キャラが出てこないことが確定してしまうため、仮にAP2000のキャラでAP1000のキャラにアクションしたとしても、相手のAP4000のキャラはガード1択になってしまいます
一方で、何もせずにAP2000のキャラでAP4000のキャラにアクションしたらどうでしょうか
突撃のキャラがくるように見え、相手にガードするかどうかの選択肢を与えることができます
そのほか様々なタイミングで先に行動するよりもあとで行動したほうが相手の選択ミスを誘うことができます
先にする必要のないことは後からでいいと覚えておきましょう

注意点として唯一の例外があり、相手の事件にアクションし、そのほかのキャラが推理をすることが確定している場合は先に推理をしましょう
相手のヒラメキによって自分の推理できるキャラがスリープしてしまうことがあるので要注意です

相手のコンタクトの仕方からカットインを読む

これはお互いに名探偵コナンTCGを理解してきたら成り立ちますが、相手のコンタクトの仕方から相手のカットインを読み、手札の内容を把握することができます
例えば、こちらの盤面にAP6000とAP5000とAP4000のキャラがいる状態で相手のAP6000のキャラがどこにコンタクトしてくるかでカットインの数値を読むことができます
カットインAP+2000を持っていれば同値であるAP6000に攻撃してきます
逆にその他のキャラの場合はAP+2000を持っていない可能性が高くなります
AP5000のキャラであればカットインAP+1000を持っている可能性が高くなり、AP4000のときにはカットインを持っていない可能性が高いです
お互いにこの理解が進むとブラフでAP6000のキャラにコンタクトするなんてことも生まれると思うのでより推理戦になってきますね!

山札の下を覚える

これは少しレベルが高くなりますが、サーチ札が多いこのゲームでは山札の下を覚えることで、後半にドローとネクストヒントで手札に加わるカードを把握することができ、選択ミスを減らすことができます
相手のキャラをデッキ下に送った際にも同様のことを気をつけると相手の手札を読むことができるので、余裕ができてきたら山札の下を覚えましょう!

各色のできる動きを覚える

最後ですが、上記の相手との読み合いや処理札の要求のし合いをするには各色の除去方法や基本的な動きを覚える必要があります
知識は力なりとはよくいったもので、名探偵コナンTCGはそれがかなり顕著です
相手の色に合わせた動きができるように各色の特徴を覚えていきましょう
以下の項目では、各色の特徴を解説するのでぜひ参考にしてください
要望の多かった黄色の特徴を無料部分で、その他の色はリポストで無料で解説していきたいと思います
各色では、高レベル帯での除去方法と中盤を支える4〜7レベル帯のカードの特徴、対面した時に気をつけなくてはいけないことの3つの項目で解説していきます

共通の高レベル帯の特徴

色ごとの解説をする前に、共通のカードがありますので、まとめて解説したいと思います

白以外のデッキで存在している手札1枚をリムーブすることで、AP8000以下をリムーブすることができるキャラです
上記で解説した高レベル帯によるお互いの盤面の取り合いの中心となっているカードです
現状相手のレベル8を1枚だけで取ることができるカードはこのカードたちと1弾のSR白キッド、5レベルのイベントたちになるため、如何にこのキャラをレベル8以外の除去に使わせるかが大切になります

続いて、各色に存在する迅速のキャラです
このキャラを相手に意識させるためにファイルは5まででネクストヒントを止めることが大切になります
また、AP6000というAPも大切で、相手の盤面を取るにも役に立ちます
相手の事件解決がないかを確認する際にはこのキャラがあっても大丈夫か、また、相手の手札にある可能性があるかをリムーブエリアの枚数も数えながら考えましょう

各色にいる5レベルの突撃も強力です
中盤の盤面の取り合いはもちろん、後半はお互いに証拠があることが多いので、相手のキャラがいなければ迅速と同じような運用ができます
迅速キャラと同様に相手の事件解決がないか確認する大切なカードになります
一方でLPは0ですので、アクティブキャラをキープできているときには無視しても事件解決には絡んできません
※除去には注意

先ほどレベル8のときに話した確定除去です
使い勝手が良さそうではありますが、盤面にキャラが出ないので、ただ使うだけでは盤面が弱く相手に形成され直してしまうことがあるので注意です
基本はためておいて、レベル8がなくなったあとや、レベル8が連打できないときのサポート、事件解決の邪魔になるキャラを最終ターンに除去などの使い方が多いです

まだ枚数が配られていないので流行っていませんが、このカードも要注意です
迅速の4,5枚目として採用が考えられますので、リムーブエリアにすべて迅速があっても注意しましょう
また、ミスリードが聞かない点も注意です
ちなみに、現状はまだ値段が高いですが、枚数が配られれば値段も落ち着くと思いますので、値段が落ち着いたときに買うことをおすすめします

以上が共通のカードになります

黄の特徴

高レベル帯の特徴

高レベル帯の処理カードは主に2種類です
8レベルの降谷零と8レベルの安室透になります
まず、降谷零です

基本は先述した共通のカードを参照してください
黄色では8レベルを取れるカードはこのカードと安室の一撃だけですので、相手のこのカードを無理やり使わせることができれば有利に勝負を進めることができます
また、このカードを使い回すために、後述する6レベルの松田陣平や「刑事なら刑事らしく…」が採用されていますので、見かけ以上に何度も場にでてきます
リムーブすると使い回されるので、トラッシュに置くか、デッキ下かという選択ができるときはデッキ下に送りたい1枚です

続いて安室透です

このキャラは1枚だけでは機能できず、自分の現場にいるキャラがアクションする必要があります
したがって、相手の場を除去しておくことで、迅速か突撃要求にすることができます
また、このキャラはレベル8を取ることができないというデメリットがあるので、レベル8を2枚並べて置くことも有効です
使用する際には、迅速や突撃のキャラと一緒にキープしておくことが必要になります

高レベル帯のカードではありませんが、基本は後半に出てくるので、ここで解説します
このキャラを出すことで、相手はレベル8のキャラを先に除去することができなくなります
名探偵コナンTCGはその特徴からレベルの高いカードからプレイをしなくてはいけません
したがって、本当はレベル8に使いたい除去のレベル8のカードを他のカードでも取ることができるレベル6のこのキャラを対象にさせることができます
盤面が2枚空いてしまいますが、手札に戻ったレベル8のキャラは基本的に強力なため、かなり強い1枚だと思います
事前評価でCをつけてしまい申し訳ありませんでした

中レベル帯の特徴

中レベル帯の最強カードです
手札の枚数を確保することができ、手札の消費を抑えることができます
1枚で2枚ドローできることも多く、レベル8を回収するためのコンボの基盤になってくれているキャラです
先攻でも、後攻でも優先して出していきたい1枚になります

レベル7のキャラですが、後攻3ターン目に出すことが一番キャラなので中レベル帯のキャラとして紹介します
一見すると相手を除去できない少し弱そうなカードですが、相手はこのキャラに除去カードを使わなくてはいけません
その使わなくてはいけないというのが除去札の枚数に直結します
正直このキャラを除去されてもほとんど痛手にはなりません
放置されれば除去されない毎ターン推理できるカードにもなります
このキャラがアクティブになっていてもガードには使えないので、対面でも使用者側でも気をつけましょう

現状、リーダーのどんかくんのXで紹介している無限黄安室には採用されていませんが、全体AP+1000は強力なため、今後また採用される可能性がある1枚になっています

2枚セットで紹介しますが、こちらも枠の関係で採用が見送られていますが、多面展開ができ、かつ相手の手札を確認することで、今後の選択肢のミスを減らすことのできるかなり強力なセットです
盤面で戦う構築になれば採用されていくことになると思います

対面した時の注意点

黄色で気をつけたいことは2つです
8レベルの安室透を有効的に使わせないために、相手の場にキャラを残してしまうときは、複数展開、もしくはレベル8を並べることを意識する
松田陣平の効果に惑わされすぎない
1つ目はそのままです
1枚では完結しないのが安室透の弱さでもあります
簡単に使われないように、相手の場のキャラを残すときは問題のない盤面づくりを意識しましょう
また、こちらの証拠がないときは場にスリープのキャラがいなくてはアクションできないため、覚えておくと有効なときがあると思います
2つ目は松田陣平でレベル8が手札に戻ることに気を取られすぎて、レベル8より先にレベル6の松田陣平を除去して除去札が足りなくなることを避ける必要があることです
松田陣平にもデメリットがあります
それはレベル8を手札に戻そうと思ったら1枚の除去で実質2面除去されているということです
レベル8を手札に戻しても問題ないと判断した時は除去札を1枚で済ませるためにあえてレベル8のキャラから除去することも有効です

以下有料になります
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